木村ミノルに苦言を呈した皇治
2024年10月19日（土）神奈川・横浜BUNTAIにて開催の『能登半島地震チャリティ・イベント『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE』の対戦カード発表会見が8日（火）都内で行われた。
「ボクシング特別ルール」（3分3R・判定無し）として、70kg契約で、ブアカーオ・バンチャメーク（タイ）と皇治（日本/TEAM ONE）が対戦することが発表された。両者はケージで戦う。
会見の冒頭、皇治は体重差のある（皇治は-61.0kg）この戦いを受けたのは「ステロイドしたり大麻したり格闘技界はどうなってんのと。僕らが小さい頃にテレビで見ていた選手は正々堂々と戦っていてそれに憧れていた。何でもありの格闘技界にしてしまうのはおかしいと思って、体重差が何kgでもステロイド無しで挑んでいく姿を見せたいと思って戦おうと思った」と、木村“フィリップ”ミノルの不祥事がきっかけだという。
「僕は木村くんが嫌いなわけじゃない。卑怯なことをするのが嫌いなんです。卑怯なことしてたのがカッコ悪い。言うたら子供たちの夢を潰したからそれが許せない」と、格闘技を見る子供たちを失望させたことに腹がたっているとした。
会見終了後の囲みで『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO』実行委員の谷川貞治・巌流島プロデューサーは「メインどころで面白いカードを考えていたのに一人いなくなってしまった」と、木村の試合をメインで考えていたことを明かし、「応援しようとする期待を裏切ってはいけない。みんな応援しようと一生懸命やっているのにダメだよね」と木村に厳しい言葉。
今後の起用については「全く考えていない。まずジムがどうするかだろうね。出てきて本人が変わらないと無理ですよ。変わる気持ちがあるかどうか。この間の試合だって主催者はたまったものじゃない。あの損害は凄いと思うよ。みんな試合が見たくてチケットを買ったりPPVを買ったりするので、そういう可能性があるうちは無理だろうね。どこも手を出さないと思う」と、木村が変わらない限りはどこも起用しないだろうと話した。
