10月13日(日)に東京・両国国技館で開催されるONE Championship「ONE:Century 世紀」に向け18日、記者会見が行われ、出場選手・関係者らが出席。SKE48の松井珠理奈が大会応援サポーターに就任したことが発表された。
報道陣約50人が集まるなか、第1部会見では、チャトリ・シットヨートンCEO&会長、カルロス・アリムランONE Esports CEO、秦アンディ英之 ONE日本支社長、坂本一弘サステイン代表、酒井正和パンクラス代表らが登壇。
会見冒頭で日本語と英語を織り交ぜながら挨拶をしたチャトリCEOは、「100回目という記念すべき大会を日本で行う事で、日本の武道の精神を蘇らせてヒーローを作りたい。100年先の世界に向けて伝えていけるような大会にしたい」と意気込みを語った。
続いてカルロス・アリムランONE Esports CEOが「日本は様々なゲームのストーリーがある国で、世界的なリーダーシップをとるべき国。今後はEsports大会を100万ドル規模に広げ、ONEチャンピオンシップ同様にヒーローを作り上げていきたい」と、Esports事業のビジョンを語った。
2019年10月5日(土)と6日にベルサール渋谷ガーデンで行われるファンフェスでは、育成大会のWSのほか、世界トップのゲームファイター達が参加するEsportsの大会が開かれる。10月5日(土)に鉄拳7、10月6日(日)にはストリートファイターVの大会が開催予定で、今後、シンガポール、ジャカルタでも同様の大会を開催し、世界中の有名チームの招聘も決定しているという。
秦日本支社長は挨拶で「ONEのビジョンは(設立当時の)8年前から不変。ONEの基本理念をいかに浸透させていくか。マーシャルアーツの成功がスポーツの発展と日本への恩返しになると、本気で向き合っている」とコメント。
続いて、秦日本支社長が両国大会で対抗戦に臨む修斗サステインの坂本一弘代表とパンクラスの酒井正和代表を紹介。坂本代表は「この歴史的な大会の目撃者になってほしい」、酒井代表は「ファイターがアスリートとして日の目を迎えるステージを一緒に迎えたい」と挨拶した。
また、チャトリCEOは「10月の両国大会でのダブルヘッダーが成功すれば、今後はアジア全域で同様の形式でイベントを行う事もある」と日本以外での昼夜大会のプランを語ると、さらに、「2020年は日本で3~4回の大会開催を予定。東京以外の都市での開催」も明らかにしている。
◆ONE CENTURY 世紀 参戦選手、豪華応援サポーターが登場! 第2部会見
第2部会見では、10月13日(日)両国国技館にて開催される「ONE CENTURY世紀」に参戦する仙三、平田樹、岡見勇信、若松佑弥、松本光史、久米鷹介、猿田洋祐、北方大地、山口芽生、青木真也が登壇し、意気込みを語った。
続いて「ONE CENTURY世紀」の応援サポーターとして、SKE48の松井珠理奈、タレントの照英、元スキーノルディック複合選手の荻原次晴、元フィギュアスケーターの八木沼純子、タレントのダンテ・カーヴァ―らが登場。
8月のONEマニラ大会を現地で観戦した松井は、「気がついたら本当に涙が出るほど日本の選手のみなさんに感動をいただいて、自分もどの世界でもどんなに過酷でも負けずに頑張ろうとパワーをもらいました。世界に向けてONEの素晴らしさを届けて、たくさんのファンの方にONEファミリーになっていただけるようにアピールしていきたいと思います」と応援サポーターとして、ONEの魅力を伝える意気込みを語った。
参戦選手と応援サポーターのトークセッションでは、朝9時からの試合に出場する仙三のコンディション作りが話題に。
「アドレナリン、闘争本能がいつでも出せる」という仙三に世界で戦ってきた八木沼や岡見がアドバイスを送る場面も見られた。また、松井は青木に「朝から試合だったときは何時に起きますか?」と質問。青木は「寝ないんじゃない?」と回答。また、試合に向けて青木は「限界無き闘魂を見せて、次につなげたい」と語った。
ここでチャトリCEOとカルロスONE Esports CEOも急遽トークセッションに参加。チャトリCEOは「全ての選手にチャンピオンになる権利が有るが、その中でも若松選手に惹かれるものがある」と期待を寄せた。最後のフォトセッションでは、松井による「We Are ONE」の掛け声のもと撮影が行われ、会見は終了した。
◆チャトリCEO「100回目という記念すべき大会を日本で行う事で、日本の武道の精神を蘇らせてヒーローを作りたい。100年先の世界に向けて伝えていけるような大会にしたい。全ての選手にチャンピオンになる権利が有るが、その中でも若松に惹かれるものがある。2020年は日本で3~4回の大会開催を予定している」
◆カルロスESports CEO「今後はEsports大会を100万ドル規模に広げ、ONE Championship同様にヒーローを作り上げていきたい」
◆秦支社長「ONEのビジョンは8年前から不変。ONEの基本理念をいかに浸透させていくか。マーシャルアーツの成功がスポーツの発展と日本への恩返しになると、本気で向き合っている」
◆坂本一弘・サステイン代表「この歴史的な大会の目撃者になってほしい」
◆酒井正和パンクラス代表「ファイターがアスリートとして日の目を迎えるステージを一緒に迎えたい」