キックボクシング
レポート

【Stand up】「King of Rookie」齋藤航太郎、安部宏聖、相沢晟、将太、奥村将真、新井雄大が決勝戦へ進出

2024/10/02 19:10
Stand up vol.25 King of Rookie 20242024年9月29日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX ▼第8試合 King of Rookie2024新人王決定戦1回戦 -65kg契約 3分3R延長1R ×若林澪生(チームオノリュウ/Stand upアマチュアAクラス優勝) 延長R 判定1-2 ※9-10×2、10-9〇齋藤航太郎(優弥道場/K-1アマチュア全日本大会Aクラス優勝)※プロデビュー戦 ※齋藤が決勝戦に進出。本戦の判定は28-29、29-29、29-29。 Stand upアマチュアAクラス優勝でプロ戦績5戦3勝2敗の若林vsK-1アマチュア全日本大会Aクラスで優勝し、プロデビュー戦となる齋藤の一戦。  1R、右ミドル、右ローの齋藤に、若林は距離を取りながらパンチを振るう。  2Rも右ミドル、右ロー、ヒザで前に出る齋藤に、若林は下がりながらもパンチを返す。終盤には打ち合いを見せて互角の攻防。  3R、パンチ勝負の若林が一気に前に出て、齋藤が下がる展開に。手数の減った齋藤は左ミドル、ヒザを返すが若林の猛攻を許してしまい本戦はドロー。  延長R、バックブローの若林に、齋藤は右ミドル、ヒザ。パンチで出る若林に、齋藤も右ストレートを返していく。若林のパンチで齋藤は額をカットしドクターチェックが入る。再開後、齋藤は前に出ながら右ミドル、右ストレート。若林もパンチを返して終了。齋藤が判定2-1で接戦を制した。 [nextpage] ▼第7試合 King of Rookie2024新人王決定戦1回戦 -57.5kg契約 3分3R延長1R ×永松進之介(FJ KICK ASS/RISE Nova全日本大会2021準優勝) 判定0-3 ※27-29×3〇安部宏聖(EX ARES/アマチュア修斗関西2位)※プロデビュー戦 ※安部が決勝戦に進出。 RISE Nova全日本大会2021準優勝で6戦4勝(1KO)2敗の永松と、アマチュア修斗関西2位で今回がプロデビュー戦となる安部が対戦。  1R、思い切りのいいパンチで飛び込む安部に対し、永松は右ストレートを当てラッシュを仕掛ける。劣勢となり下がる一方の安部だが、終了間際に打ち合いに応じて反撃に出る。  2R、パンチの手数を増やして前に出る安部は左ボディブロー。疲れの見える永松をコーナーに詰めると、連打を見舞った安部がダウンを奪う。永松は反撃するも、安部は左ミドルで追加のダウンを奪った。フラフラの永松はパンチを振るって反撃するが、安部は連打を仕掛ける。  3R、永松は右ストレート、飛びヒザと逆転KO狙いに出る。安部は下がりながらパンチを返していき、巻き返しを許さず。判定で安部が勝利した。 [nextpage] ▼第6試合 King of Rookie2024新人王決定戦1回戦 -53kg契約 3分3R延長1R 〇相沢 晟(TARGET) 判定3-0 ※30-29×2、30-28×小林凜太朗(サクシードジム/Stand upアマチュアAクラス優勝) ※相沢が決勝戦に進出。 6戦2勝 (1KO)2敗2分の相沢と、Stand upアマチュアAクラス優勝の実績があり、1戦1勝の小林が対戦。  1R、相沢は左フックをヒットさせると連打につなぐ。下がる一方の小林は左ミドル、相沢はじりじりと詰めてパンチをヒットさせていき、飛びヒザを見舞う。  2R、相沢は圧力をかけて小林を下がらせてパンチ連打。相沢はじっくりと見ながら右ストレートを放ち、小林をコーナーに追い込んだ。  3Rも変わらず相沢がプレスをかけて主導権を握り、右フックをクリーンヒット。なかなか手の出ない小林に、相沢はじっくりと単発の攻撃を見せて試合終了。相沢が勝利し、決勝戦に駒を進めた。 [nextpage] ▼第5試合 King of Rookie2024新人王決定戦1回戦 -65kg契約 3分3R延長1R 〇将太(KSS健生館/RISE Nova全日本大会2022、2023優勝) 判定3-0 ※30-29×2、30-28×太陽(K’Bスポーツジム/Stand upアマチュアAクラス優勝) ※将太が決勝戦に進出。 RISE Nova全日本大会2022、2023で二連覇し、4戦3勝(3KO)1敗の将太vsStand upアマチュアAクラス優勝で3戦1勝(1KO)2敗の太陽の一戦。  1R、お互いにミドルからパンチにつなぐコンビネーションを見せて激しい攻防。将太は左ミドル、左ローで削っていき、パンチを出しながらも太陽は下がっていく。  2R、太陽はパンチで攻めるも2度のローブローを食らってしまう。再開後、将太は接近戦を仕掛けてパンチ連打。足の止まった太陽に、将太は左ストレート、テンカオで追い込み優勢な展開に持っていく。  3R、パンチラッシュを仕掛ける将太に、太陽はバックブロー。右ロー。将太はパンチで反撃し意地を見せる太陽に対し、最後までパンチとテンカオで前進、KO狙いの将太が判定勝ち。 [nextpage] ▼第4試合 King of Rookie2024新人王決定戦1回戦 -55kg契約 3分3R延長1R 〇奥村将真(TEAM TEPPEN/Stand upアマチュア関西王座優勝) KO 2R 2分19秒 ×三橋空良(サクシードジム/SMASHERSライト級王者)※プロデビュー戦 ※奥村が決勝戦に進出。 Stand upアマチュア関西王座優勝で3戦2勝(1KO)1敗の奥村と、SMASHERSライト級王者で今回がプロデビュー戦となる三橋が対決。  1R、奥村は右ハイで下がらせ、出入りの速い攻撃を見せる。勢いに乗りかけたところで三橋のローブローで試合中断。再開後、アグレッシブに攻める奥村に、三橋は左ミドルを返して強気な攻めも、再びローブロー(警告)。  2R、三橋の左ミドルをもらいながらも、奥村はプレスをかけていく。コーナーに詰めた奥村は右ストレート。パンチラッシュを仕掛けて上下に散らすと、最後に左フックでダウンを奪い、奥村が見事なKO勝ちを収めた。 [nextpage] ▼第3試合 King of Rookie2024新人王決定戦1回戦 -63kg契約 3分3R延長1R 〇新井雄大(TARGET/JAPAN CUP2023優勝) 判定3-0 ※30-28×3●鳰 陽斗(KSR GYM/K-1アマチュア全日本大会準優勝) ※新井が決勝戦に進出。 JAPAN CUP2023優勝の実績があり、3戦1勝2敗の新井と、1戦1勝のK-1アマチュア全日本大会準優勝者・鳰の一戦。  1R、新井は蹴りからパンチにつなぐコンビネーションを見せ、手数で上回る。  2Rも新井が積極的に左インローからワンツーで前に出るのに対し、鳰は単発の攻撃を返す。打ち合いでは新井が右ストレートをクリーンヒットさせるなど、このラウンドも新井が優勢を印象付けた。  3R、パンチからローの新井に対し、鳰もパンチを返すがお互いに組む展開が続きレフェリーから注意が入る。最後に新井がラッシュを仕掛けてフルマークの判定勝ちを収めた。 [nextpage] ▼第2試合 -60.0kg契約 3分3R 〇山﨑一央(TEAM TEPPEN) KO 2R 1分58秒 ×染谷凛太郎(サクシードジム/Stand upアマチュアAクラス準優勝)  4戦3勝(1KO)1敗の山﨑と、Stand upアマチュアAクラス準優勝で1戦1勝の染谷の一戦。  1R、リーチのある染谷はワンツーを飛ばし、山﨑は右ロー。一発で効かせると、右ロー連打で染谷をコーナーに追い込む。チャンスと見た山﨑はプレスを強め、右フックでダウンを奪う。  2R、山﨑は蹴りを上下に散らし、右インローを強打。染谷をコーナーに詰めると左ローも効かせていき、左ボディブロー、左の三日月蹴りからのパンチ連打で山﨑が追加のダウンを奪う。打ち合いの中で山崎はカウンターの右ストレートをクリーンヒットさせてKO勝ちした。 [nextpage] ▼第1試合 -51.5kg契約 3分3R △古波蔵信人(赤雲會) ドロー 判定1-1 ※30-29、29-30、28-28△由知(Team Free Style)  5戦1勝(1KO)3敗1分の古波蔵と2戦2敗の由知のワンマッチ。  1R、右ローの古波蔵に対し、由知は左ミドル、左ストレート、左テンカオ。古波蔵は中に入って左右フックも、由知はテンカオ連打をカウンターで入れていき、互角の攻防。  2R、古波蔵は大振りのパンチで前進するも、由知はテンカオ、蹴りで距離を取って決定打を許さない。終盤には古波蔵が由知をロープ際に追い込みパンチラッシュ。  3Rもパンチで圧力をかける古波蔵に、由知はヒザ蹴りを返していきペースを譲らない。お互いに決定打はなく、ドローに終わった。
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