(C)BLOOM FC
2024年10月27日(日)アクロス福岡で開催される『石田一龍 Presents Bloom Fighting Championship 03』の追加カードが発表された。
既報の日韓対抗戦に加え、5分3R戦として、フライ級で上田将年(G-face TEAM緒方道場)vs.アリエル・オリバース(フィリピン)、59kg契約で永留惇平(MMA Rangers Gym) vs.マルヴィン・マルネス(フィリピン)の2つの国際戦が決定した。
31歳のオリバースは8勝8敗のタイガームエタイを拠点とするフィリピン人選手で、2024年5月の前戦では『UAE Warriors 50』で5連勝中のルーカス・ペレイラに3R TKO負けもオーソから粘り強い組みも見せている。
対する上田は37歳。2023年11月のBLOOM 01旗揚げ大会のメインでモンゴルのツェルマー・オトゴンバヤルに判定勝ち後、2024年2月の佐賀大会で伊藤裕樹に判定負け。6月のPANCRASEで眞藤源太にスプリット判定で敗れ、2連敗中。
引退もよぎるなか、今回は裏方として大会をサポートする予定が、オリバースの対戦相手探しに難航するなか、自ら名乗りを挙げたという。
「引退発言から4カ月……地元アクロス福岡で急遽次戦が決定しました。笑 これぞまさに福岡の大仁田厚。敗北の度に引退が頭をよぎるお年頃になってきましたが格闘技をやればなるほど楽しくて仕方がない。もういいんじゃないかという意見と、好きなだけやればいいという意見を貰いながら、自分主体で人生を考えた時に闘う決断をしました。中年の執念じみた闘いを見せたいです。応援の程よろしくお願いします」と、SNSに決意を示している。2年連続、地元で国際戦を戦う上田は、再起なるか。
また、永留惇平の相手マルヴィン・マルネス(フィリピン)は、MMA5勝2敗。ベアナックルファイトでの勝利やボクシングでは『マニー・パッキャオ presents Blow by Blow』で左右の強打を見せており、MMAでは4つの一本勝ちを全てリアネイキドチョークを極めている。
福岡県筑前町出身の22歳、修斗TORAOで3勝1敗の永留は、初の国際戦で難敵を下すことができるか。