大阪大会のトリを務めるのはK-1番長バンナに
2024年10月5日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2024』の全対戦カード&試合順が発表された。
最終試合(第18試合)は「K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」のジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team))vs.K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者)に決定。
約14年ぶりにK-1のリングに戻ってきたバンナ。この試合の勝者は12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024』決勝ラウンドに進出することになる。51歳にしてまだ果たせていないK-1 WORLD GP制覇へバンナが向かうのか、それともレジェンドを葬ってK-Jeeがコマを進めるのか。
もう一人、K-1のリングに帰ってきたレジェンドのエロール・ジマーマン(オランダ)vs.山口翔大(GENESIS)は、セミファイナルの第17試合に。
38歳にしていまだ闘志衰えず、6月にルーマニアにて開催された『K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024』で初回TKO勝ちを収めているジマーマン。約14年ぶりとなる日本のK-1のリングで大暴れするのか、それとも空手家・山口が時代は流れていることを教えるのか。
上の4試合はいずれも「K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」となり、第16試合は因縁の対決となるシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者)vs.クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/K-1 30周年記念無差別級トーナメント準優勝)、第15試合は日本ヘビー級のエースと目される谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、秋元成勲が送り込んだ刺客クォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)を迎え撃つ。
【写真】大会ポスターもバンナがクローズアップされている
第11試合から第14試合は、まだ記憶に新しいK-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメントで活躍した選手たちが並ぶ。
トーナメントを制覇したストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)は、Krushスーパー・ウェルター級王者の“マッスルタンク”小田尋久(TEAM3K)の挑戦を受け、トーナメントを負傷欠場したジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike's Gym)は3位になったデング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)と対戦。
まさかの1回戦負けを喫した日本のエース・和島大海(月心会チーム侍)はキム・ジュンファ(韓国/安養サムサン)を相手に再起戦。トーナメントでインパクトを残したダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)vs.ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)の一戦も。
休憩前の第10試合には、K-1 WORLD GP女子フライ級王者SAHO(闘神塾)が登場。エリヴァン・バルト(トルコ/Dersim Kickboks)とまたもアツい戦いを見せてくれそうだ。
第1試合から第9試合は日本人対決が並び、そのオープニングを飾るのは5勝(3KO)無敗の新鋭・村田健悟(ALONZA ABLAZE)。注目を浴びるホープが黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)と対戦する。
今大会は本戦18試合とプレリミナリーファイト5試合の合計23試合のボリュームで行われる。