2024年10月5日(土)都内某所にて開催が決定したYA-MANプロデュースの全試合オープンフィンガーグローブキックボクシングマッチ『FIGHT CLUB.2』にて、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)vs.木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box))の対戦が決まった。
試合はオープンフィンガーグローブ着用、72kg契約3分3Rで行われる。
会見に出席したYA-MANは「自分がインスタLIVEで視聴者から「木村ミノルにOFGで勝てますか?」と質問をいただいて、そこで余裕っしょみたいな感じで言ったら(木村が)乗って来て。当初はやるつもりはなかったんですよ。それでやらない方向で話していたら視聴者から「YA-MAN逃げるんだ」みたいな「ダサいな」みたいな感じで言われたので、逃げるわけないだろ、俺がどうやって負けんだよ、こんなヤツに。こんな臆病なヤツに。だったらやってやるよって。そんな経緯で決まりましたね」と、事の発端はインスタLIVEでの視聴者からの煽りであったという。
木村は「YA-MAN選手とは因縁も確執も(ないが)唯一インスタLIVEで、彼が言っていたのを僕が拾って揉めに入ってというのが始まりなですけれど。その中の言葉であったり、彼のこの自信から出た言葉だと思うんですけれど、それによってまた燃えるものが込み上げてきたし、ナメられているのを久しぶりに感じたので。こういう時に力を証明するのがスターだと思うし、格闘技でちゃんと結果を残していくためにも、こういう時にちゃんとかましてやらないといけない。証明しないといけないなって時が久々に来たなって感じで。めっちゃ楽しみです」と、ナメられたことに燃えているとコメント。
そしてYA-MANの方を向くと「YA-MAN選手はじめましてって感じなんですけれど、僕もめっちゃ気合い入っているのでいい試合しましょうって感じです」と、YA-MANと目を合わせた。
互いの印象を聞かれると、YA-MANは「格闘家と言うか、キックボクサーとしては強い選手だともちろん思っています。俺がプロになる前から活躍していた選手だし、そこにはリスペクトがあるんですけれど、でも人間としては凄い弱いのかなって思っているのでそんなヤツには負けないのかなって思っています」と、人間として弱いと言い放つ。
その言葉に木村は「階級も僕より下で戦っているので、いつか戦うという目で見ることはなかったけれど、自然と昔から名前も挙がって来て自然に目にすることがあったし、その中で試合を見ると気持ちが強くて打たれ強いしダウンしても起き上がるし。そういう試合を見ているから。僕は気持ちが弱い、臆病なところがある、真反対なのかなって。彼はファイトスピリッツとか倒れても起き上がるってところを見せている。僕は弱い心なのかもしれないけれど、それ以上に戦うことが好きだし、スリルのある試合が好きだし、人を倒すのが好きなので。今回はそれ以上にモチベーションが上がっているので、楽しみにしていて欲しいなって感じですね3」と、YA-MANの言う通りかもしれないがそんな気持ち以上に戦うのが楽しみになっているとした。
オファーに関してはYA-MANが「自分からやりたいって言った」とし、「勝ち負けよりもヒリヒリ感を味わいたいですね。リングの中で。それだけっすね」と、ヒリヒリとした感情をこの試合で味わいたいのだという。
これに木村も「同じく」と同意し、「そしてあんな臆病なヤツに俺が負けるわけないだろうって、殴り合いも出来ないだろうって、その言葉は自信から出る言葉だし、煽りではなく目を見たら本気で言っているんだなっていうのが分かった。その悔しい想いが湧き出てきたから、自分のキャリアを振り返ってもここまで気合いが入る試合も久しぶりだなって言うか。こういう時に結果を残したいですね。今日も会ってみて、より気合い入ったし、早く試合したいなって。OFGは彼の土俵ですけれど、体重を僕に近い階級に合わせてくれているので、そこも含めていい試合したいなって感じです」と、ワクワクが抑えきれないようだ。
OFGで戦うことにYA-MANが「木村選手はOFGで試合をしたことがないと思うので…」と言うと、木村は「あるんだよね。7秒で終わってるからほぼないようなものだけれど」と自虐ネタをぶち込む。
YA-MANは何のことか分からない様子で「その試合は分からなかったので、まあ、ないようなものですよね。OFGは初めてだと思うのでそこのアドバンテージは俺にある。薄いOFGで近い距離の打ち合いが木村ミノルに出来るか。そこだけじゃないですかね。そこでビビったら俺の勝ちだし、俺の気迫にそこで耐えられれば面白いかなと思っています。俺も一発もらったら、多分頭の骨とか砕けちゃうのかなと思っているので、怖いですけれどそれがまた楽しみですね」と、木村の度胸を試すする。
すると木村は「それこそ前に出てやるしか戦略的にも勝機が見えないのかなと思っているので、そこは出来ないだろうって言われているけれど、そこをやるしかないと僕は思っているので。勇気があるか分からないけれど、勇気をもって力強くそれをやっていこうと思っているし、彼が経験したことがないくらいド派手なKOをしてやりたいですね。失神ってこういう感じなだっていうのを。それが出来るように準備していきたいと思います」と、自分はそのつもりだと返答した。