2019年9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ・イベントホール『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』で、-58kg世界トーナメント決勝戦を争うRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)。
同大会を生中継する「AbemaTV」の公式YouTubeチャンネルで、格闘界のレジェンドや現役ファイターたちが那須川vs志朗の勝敗予想と、那須川の倒し方を語る特別映像が公開された。
元プロボクシングWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志は「今までの実績と、あれだけの勝ち方をしてきていますから、誰に聞いても天心(が勝つ)と言うと思うんですけれど、僕としては天心はチャンピオンとしては圧倒的。そこの牙城を崩すというか、志朗選手の番狂わせを期待したい」とコメント。
RIZINで活躍中の朝倉未来・朝倉海兄弟は「相手の弱い部分で戦えば、実力を埋められたりする。(志朗選手は)右の蹴りが多いから、それに合わせて天心君は左ストレートを合わせると思う。(那須川選手の)スピードに目を瞑らないでいられるかどうかが大事ですね」と、那須川の攻略法を分析。
また、元ONE世界ライト級王者・青木真也は「那須川天心は、RISEを盛り上げなければいけない使命感に駆られている。自分の中に戦いがある。常に自分と戦い続けているからこそ、いつ壊れるかわからない恐怖がありますよね。那須川天心がありえるとしたら“自爆”なんですよね。志朗選手は、自爆を誘発している。勝負事は自爆で勝敗がつくことが多い。極論は、ミスをしなければ負けない。那須川天心が自爆する材料は揃っている」と話す。
元K-1ヘビー級の日本人エース・武蔵は、「しっかりブロックを固めて、確実にローキックを仕掛けていくことが出来れば。那須川天心は、エサを撒いてくると思いますけど、エサを食べに行ったら、カウンターをまともに貰っちゃう可能性がある。エサを撒かれても食べにいかずに、しっかりディフェンスして、ロー(を攻める)。やっぱり最大の攻撃はローキックになってくる。それがキーポイントになると思う。ローキックがもし効けば、パンチが当たる可能性もある」と分析する。
さらに、元DEEPライト級王者・北岡悟は「那須川先生の攻撃を志朗選手が防げなさそうな感じがしますよね、当たっちゃいそうで。(那須川選手は)暴れん坊将軍とか、水戸黄門みたいですよね。出てきて“絶対勝つ”みたいな。凄いと思います。凄いエンターテイメントだと思います」とコメントを寄せている。
那須川vs志朗、白鳥大珠vs梅野源治による“世界最強”を決める一戦が行われる『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』は、9月16日(月・祝)午後1時から「AbemaTV」で独占生中継される。<関連ニュース>那須川天心、志朗戦は「ずる賢くいきたい」が「自分が見る立場なら那須川天心が負けるところを見たい」志朗、那須川天心との“前哨戦”は全勝「精神的プレッシャーは絶対に彼の方がある」メインは那須川天心vs志朗、セミは白鳥大珠vs梅野源治の世界トーナメント決勝戦=全対戦カード&試合順決定