2024年8月17日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOTBOXING 2024 ACT.4』。
休憩時間明けにはシーザー武志会長がリングに登場。12月26日(木)東京・TDCホールでビッグマッチの『GROUND ZERO TOKYO 2024』の開催が決定したことが発表された。
また、山田彪太朗、山田虎矢太(共にシーザージム)の山田ツインズが揃って10月13日(日)東京・後楽園ホール大会に出場することも決定。
リング上ではシーザー会長の69歳の誕生日当日ということでシュートガールズ、RENAから誕生日プレゼントがサプライズで贈られた。
大会終了後、総括を行ったシーザー会長はメインイベントの海人(TEAM F.O.D)vs.ドラゴミール・ペトロフ(ブルガリア)で、ペトロフの飛びヒザ蹴りをキャッチした海人が投げたところでペトロフが腰を強打。試合続行不可能となり、海人のKO勝ちとなったことについて「海人は全然悪くなかった。投げて勝ったのは初めてじゃないかな。あれは凄い。さすが海人」と、投げありのSBで投げによるKO勝利を奪った海人を称えた。
試合後、海人が「10月は(GLORYの)1位の選手とやらせてもらって、12月のGROUND ZEROでベスタティとGLORYのベルトを懸けてやりたいと思います」とアピールしたことについては「向こうが良ければ。相手あってのことだから。こっちがやりたいと言ってもなかなか。(ベスタティの)タイトルマッチの都合もあるしね。海人はやりたいだろうから交渉しないといけない。絶対に出す、とはまだ言えませんがトライしてみる。なるべく海人の希望を叶えてあげたいと思っています」と、これから交渉に乗り出すとした。
また、セミファイナルでルンピニースタジアム4階級制覇のペットモラコット・スーパーボンジム(タイ/スーパーボンジム)を1Rにヒザ蹴りでKOした笠原友希(シーザージム)について、「友希はたいしたもんだね。海人のところへ行って勉強してきたんです。自分のところで囲わないで、チャレンジして来る子が伸びるんです」とその成長ぶりを称える。
今後については「他団体の日本人選手でもGLORYでもONEでも何でも大丈夫です。どこへでも出しますし、誰との対戦でも受けますよ。でも、日本人選手は誰も友希とやらないと思う」と、どの団体でも誰の挑戦でも受けるとし、デビュー戦をKO勝ちしているONEにも再出撃させたいとした。
開催が決定した『GROUND ZERO TOKYO 2024』に関しては「シュートボクサーが挑戦するようなものをやりたいですね。それこそ海人の世界タイトルマッチであったり。海人がGLORYの世界タイトルに挑戦できるのであればそれをメインにしてやりたい」と、シュートボクサーの挑戦をメインテーマとした大会にしたいと語った。