竜哉が日本人8人目のラジャダムナンスタジアム王座を獲得、現地での奪取は実に19年ぶりの快挙(C)エイワスポーツジム
2019年9月9日(月・現地時間)バンコク・ラジャダムナンスタジアムで開催された『スック・チュージャルン』にて、竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)がラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座決定戦に臨み、見事、判定勝ちで王座に就いた。
日本のムエタイ大会『BOM』で活躍する竜哉(右)
同王座(ミニフライ級=105ポンド)は名高・エイワスポーツジムが2018年12月に獲得したが、階級を上げるために8月5日に返上。空位となった王座の決定戦に同門の竜哉が挑み、タイトルを日本へ持ち帰った。
(C)エイワスポーツジム
竜哉は2019年7月にはラジャダムナンスタジアムでIBFムエタイの世界ミニフライ級王者となっており、2試合連続でムエタイのビッグタイトルを手に。日本人として8人目の同スタジアム王者であり、日本人では小笠原仁(2000年12月)以来となるタイ・ラジャダムナンスタジアム現地でのタイトル獲得(名高を含む6名は日本でのタイトル奪取)という快挙を達成した。
同門の名高(右)が返上した王座を竜哉(左)が日本に持ち帰る
セコンドに就いた中川夏生エイワスポーツジム会長は「昨年12月に名高が外国人最年少でラジャのチャンピオンになりました。たくさんの人がこの快挙を喜んでくれました。ですが、ある人はラジャのベルトはラジャで獲らなければ意味がないとも言っていました。今日この日に竜哉がラジャのリングでベルトを獲ってくれました。僕の考えとしては、どんな形であれラジャのベルトを獲った事実は変わらないと思っています。ですが、たくさんの目の肥えたギャンブラーたちの中、あの怒号がひしめく中で19歳の若者がベルトを獲るという偉業は半端な努力ではなかったと思います」と、竜哉の現地での王座獲得を称えた。
また、今日10日(火)にはルンピニースタジアムで名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)がWMC世界ライトフライ級タイトルマッチ、大崎孔稀(OISHI GYM)がWMC世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む。