2024年9月23日(月・祝)東京・後楽園ホール『スックワンキントーンadvance』の全対戦カードが発表された。
メインイベント(第12試合)はスックワンキントーン ライト級タイトルマッチ3分5Rで王者・小林司(sports24)にMOMOTARO(OGUNI-GYM)が挑戦。
小林は2021年7月にプロデビュー、2023年10月にリク・シッソーに勝ってスックワンキントーン王座に就いた。10戦目でポッシブルKに敗れるまで9戦無敗だった。6月にNJKFで山浦俊一を破り再起。サウスポーで左ストレート、左ミドルが得意。9勝1敗1分。
MOMOTAROは2010年10月にNJKFでプロデビューし、2014年11月にNJKFフェザー級王者、2015年9月には10連勝でWBCムエタイ日本統一同王者に。タイ、中国でも試合を重ね、2017年6月にはWBCムエタイ・インターナショナル王座を獲得。2019年に『ONE Championship』と契約し、3勝2敗の戦績を残して2021年5月からK-1に参戦し、3勝3敗。12月に韓国KTKでタイトルマッチに臨んだがKO負けを喫した。2024年は6月にスックワンキントーンに参戦し、リク・シッソーから勝利を収めた。今回よりライト級に階級を上げてタイトルに挑む。36勝15敗1分。
セミファイナルはスックワンキントーン スーパーバンタム級タイトルマッチ3分5Rで、王者・森岡悠樹(北流会君津ジム)が同級1位・笠原直希(シーザージム)の挑戦を受けての防衛戦。
森岡はKNOCK OUTを主戦場とし、2023年に「スックワンキントーン」にてスーパーバンタム級トーナメントを全試合KOで制して自身初のベルトを獲得。8月にはK-1 GROUPとの対抗戦で内田晶を初回KOに仕留めて殺傷能力の高さを証明したが、9月に古木誠也に初回KO負けを喫した。2024年5月の『ONE Friday Fights 62』に初参戦すると、ペイマン・ゾルファガリにダウンを奪われる劣勢もノーモーションの右ストレートで逆転KO勝ち。6月のシュートボクシングでは山田虎矢太にTKOで敗れた。戦績は14勝(9KO)12敗2分。11月10日のNJKFで『KICKBOXING JAPAN CUP 2024』の1回戦が決まっているため、ここは何としても防衛に成功したいところだ。
笠原はそのシュートボクシング所属で、SB日本ライト級王者・笠原弘希、SB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希を兄に持つ。2人と同じく小さい頃からシーザージムに通い、アマチュアではSB全国大会-45kg級で優勝。2022年4月の『RISE ELDORADO 2022』でプロデビューし、那須川天心の第・那須川龍心に敗れはしたが、接戦を繰り広げた。2023年4月のスックワンキントーン初参戦から2024年6月のスックワンキントーンまで8戦負け無しの快進撃中。9勝2敗1分。
第10試合はスックワンキントーン女子スーパーフライ級タイトルマッチ3分3Rで、王者Mickey(Y‘sPromotion)がIMASA日本女子フライ級王者・秋田芭菜(キングムエ)の挑戦を受けての防衛戦。
MickeyはPIRIKAの弟子で2022年4月にプロデビュー。旺盛なスタミナと運動量の多いアグレッシブなスタイルで、2023年9月にトーナメント決勝で片岡真秀との無敗対決を制止て王座を獲得。しかし、2024年2月の『RWS JAPAN』でNA☆NAに初黒星を喫した。6勝1敗。
秋田はまだ高校生で、2024年4月にスックワンキントーンでプロデビュー。2戦目にしてIMSA日本女子フライ級王座決定戦に挑み、ユウリ・ルールクロンタンを破って王座に就いた。今回はわずか3戦目での二冠王を狙う。1勝1分。
第9試合の67kg契約3分3Rでは、スックワンキントーン ウェルター級王者のYUHEI(ONELINK)が、梅野源治のトレーナーとして知られるウアン・フェニックスジム(タイ/PHOENIX)と対戦。
第8試合の56kg契約3分3Rでは、元スックワンキントーン スーパーフライ級王者の石川直樹(teamLIT)が、NJKF三階級制覇の前田浩喜(CORE)とベテラン対決を行う。 また、スペシャルゲストとtしてONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレックが来場することも決まった。