初代ライト級王座は誰の手に(C)BreakingDown
2024年9月1日(日)東京・アリーナ立川立飛で開催が決定した『BreakingDown 13』のオーディション動画が、8月3日より朝倉未来CEOのYouTubeチャンネルにて公開されている。
8月11日(日)に公開されたvol.5では、初代ライト級王座決定トーナメントの準決勝・決勝の組み合わせが発表された。準決勝第1試合がたつvs.NAO、第2試合がYURAvs.山本隆寛で、その日のうちに決勝戦が行われる。
6月の1回戦では、たつが外枦保尋斗をKO、山本隆寛が秀虎をKO、NAOがミスター・ホンデに延長戦の末に判定勝ち、YURAがLARGE HIGHに判定勝ちしている。
タツは「印象は強いというより戦い方が上手い」、NAOは「パンチ強いですね。でも僕は距離感がうまいので当たらないです。試合が近付いてきたら紀左衛門さんからアドバイス・指示があると思います。タツ選手はスキルがある選手ではないので、普通にいつも通り戦えば問題ないかなと思っています」と、それぞれ相手を評した。
夢を聞かれたNAOは「夢は人類最強ですかね。格闘家として人類最強ではなくて、最強って力で強いのもあるし、精神的な強さもあるし、いろいろあるじゃないですか。そういう意味で総合的に人間として最強になりたいなってずっと昔から思っていますね」と、壮大な夢を口にする。
対するタツは「夢はBreakingDownでチャンピオンになることですね」とする。その理由は「オーディションは6くらいから応募していたので。6、7、8と落とされちゃって。9で初めて(オーディションに)行ったんですよ。スパーリングして勝って、決まるわと思ったら流れちゃったので。10も応募して呼んでもらってスパーさせてもらって、それも流れちゃった。やっと出た11であの塩試合しちゃったので次は呼ばれないなって思っていたんですよ。そうしたらライト級トーナメントに呼んでもらったのでチャンスくれるんだって。これ逃したらもう本当にないなって」と、BreakingDownへの道のりが長かったからこそ思い入れがあるようだ。
「NAO選手はぽっと出で出れて背負っているものだったり、挑戦する気持ちっていうのは絶対に自分は違うので。落とされて落とされて、やっとつかんだ。このチャンスは逃せないので必ず自分が優勝します」とチャンスを必ずものにするという。
NAOも「圧倒的に言えることは100%僕の方が練習しているので負けないですよ。必ず優勝します」と優勝宣言した。
一方、YURAも「優勝候補っていうのやめて欲しいなって思って。優勝候補ではなくて、ちゃんと優勝するので」と、候補ではなく「優勝する」と断言。
対する山本は「めちゃくちゃ美味しいです。キックボクシングを3分3Rやったら、それはYURAくんが勝つと思うんですよ。でもこれはBreakingDownなので僕が勝ちます」と、打倒YURAに自信を見せていた。
YURAも自分の夢を聞かれ、「今はこのBreakingDownで優勝すること、RISEでチャンピオンになること、RIZINに出場すること。最終的な夢としてはボクシングの世界チャンピオンになりたいかなっていう。最終目標であるボクシング世界チャンピオンの通り道みたいなところはあります」と、最終目標へ向けて元OPBF東洋太平洋バンタム級王者のボクサーである山本は通り道だとする。
そして「バチバチに激しい打ち合いをして会場を沸かせましょう。ただ、さすがに僕が勝つので覚悟しておいてください」と言い放った。