鈴木千裕とのタイトルマッチが実現しないのなら、YA-MANと戦いたいとしたクレベル
RIZINファイターのクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が、8月9日(金)に自身のYouTubeチャンネルを更新。7月28日にさいたまスーパーアリーナで開催された『Yogibo presents 超RIZIN.3』の感想を語った。
第3試合のフェザー級(66.0kg)5分3Rで、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)に1R3分28秒、KOで敗れた鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)はチームメイトであり、打撃の先生でもある。クレベルは「これが残念な」と鈴木の敗北を悔しがった。
「YA-MANは喧嘩のスタイルが大好き。MMAは鈴木先生が上手だった。それがちょっとだけ間違えたからパンチが入ってしまった。でもそれはしょうがない」と試合を振り返ると、「YA-MAN言ってたね、試合後のインタビューで次は寝技の選手と戦いたいですって。(鈴木)千裕が自分から逃げているから、いいよ、YA-MAN。大晦日、来いよ。あなたは自分の先生に勝ったな。あなたは寝技の選手とやりたいと言った。私は寝技の選手だから。私、待っています。大晦日で」と、大晦日のRIZINで戦おうと呼びかけるクレベル。
「あなたはMMAまだアマチュアだけれど、キックボクシングではあなたはトップ選手。でも私はMMAのトップ選手、柔術のトップ選手だから私はあなたと勝負したいです。私もリベンジ行きたいです」と、鈴木博昭のかたき討ちとして戦いたいとした。
「千裕、男じゃないね、逃げている。千裕が逃げたら自分はYA-MANと試合したいです。絶対に自分はダウンしないです。絶対に私はあなたを極める」と、鈴木千裕とのタイトルマッチが実現しないのならYA-MANと戦うという。
同じくフェザー級で行われた第9試合、久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)vs.斎藤裕(パラエストラ小岩)については、「久保は凄く頭がいい。彼は全部上手なディフェンスだった。あとは距離があまり斎藤が入れない距離だった。入ることが出来ないと久保がパンチ、キック何でも出来る。斎藤の良い日じゃなかったかな。分からないけれど彼は元気じゃなかった。彼のスタイルじゃないなって」と、久保の距離の取り方を褒めつつ、斎藤はいつもの斎藤ではなかったとする。
そして「凄いな、久保。私もビックリした。本当にビックリした。久保でもYA-MANでも誰でも戦いたいなら私待ってます」と、久保の挑戦も受けると言い放った。
全試合を振り返った中で、クレベルが賞賛したのは第6試合で行われたバンタム級(-61.0kg)5分3Rの芦澤竜誠(フリー)vs.皇治(TEAM ONE)だった。
「素晴らしい試合。同じ日に良い試合があったけれど、絶対にこの2人の試合がナンバーワンな。すっごい素晴らしい。みんなお客さん喜んで、最後は2人が喧嘩みたいになって。自分は皇治が大好きだけれど、芦澤は面白い。私、彼が大好きです。芦澤は凄く面白い、本当に面白い。試合も同じ、楽しいかな。2人が素晴らしい試合で、私はそれをリングの近くで見たので凄く喜んで。素晴らしい試合でした」と、好勝負が続いた『超RIZIN.3』の中でベストバウトだったと語った。