【写真】因縁が生まれ、その場で1回戦での対戦が決定した壱と嵐
――ヒジ無しのキックボクシングが日本では脚光を浴びているが、ヒジあり、首相撲からの攻撃無制限というこの純キックボクシングルールで何を見せたい?
前田「僕は首相撲とかヒジで目立てる選手ではないと思っているんですけれど、そういったところにも力を入れてさらなるパワーアップをしていければいいと思っています」
嵐「ヒジありでも無しでも俺の試合は何でも面白いので、それを見てくれれば」
古村「自分は打撃のパワーに自信があるし、倒す力もあるんですけれど、せっかくヒジありなのでボッコボコにヒジ打って血まみれにしてやろうかなって感じです」
壱「僕はタイ人の会長とコーチに育ててきてもらっているので、ヒジありで世界の頂点に立ちたいという想いは最初から変わらないです」
一航「自分は小さい頃からムエタイをやってきて、ヒジも首相撲もありのルールを小さい頃からタイでやってきているので、接近戦でも油断できないのがヒジありの面白いところだと思っています。なので全部使って面白さを見せていけたらと思っています」
真琴「最近やったらRISEとかのヒジなしの打撃だけのルールも面白いけれど、ヒジって一発で終わるし、血が出たり派手さがヒジありはあるので、ヒジありルールが一番刺激的。僕のヒジも見といて欲しいです」
佐野「ヒジありはいろいろな技術があって、そういう技術面も分かる人は分かるので、そういう面では面白いと思います。ヒジありの方が僕は好きですね」
山口元気KNOCK OUT代表
「今までヒジありはつまらないという世間の評価があったと思うんですけれど、先日クンクメールと対抗戦をやったら、カンボジアの選手たちは1Rから組みに逃げないでヒジでガンガン倒しに行った。最近で言うとONEがそれでをやっている。知らないタイ人同士が戦っても興味を持って見てもらえるのが今のONEだと思うんですよね。そこにヒントが隠されている。
なぜヒジなしルールが面白いかと言ったら、逃げないで戦っているところがマニアではない一般のファンを巻き込んでムーブメントを作っていると思う。僕はヒジありでも同じことが出来ると思っていて。クンクメールとの対抗戦で久々に地鳴りのような歓声が起こった。ああいうものを作っていければ変わらないですね、同じ格闘技なので。
ヒジありだろうがヒジなしだろうが、戦うところを見せて逃げずに戦う。そこを見せていけばファイターは必ず支持されるし、そこにお金も生まれると思うので。そこを今回のトーナメントで、選手たちの発奮に期待しています。武田さんもそうだったと思います。武田さんはそのファイトスタイルで戦ってきてスターになったので武田さんのようになって欲しいと思っています」
武田幸三NJKFプロデューサー
「首相撲を休憩にするから面白くない。でも今回出る8人はそんな選手は一人もいない。もうひとつのメッセージとして、ヒジなしルールと戦うというのもあると思います。NJKFはヒジありルールで戦っているので、そこを世間に届けるのが裏のコンセプトだと思っています。選手たちは人生とか命を懸けて戦って欲しいと思います。その分、私と山口さんが違った形で選手に恩返しをするので、そこを選手たちにお願いしたいと思います」
――今のアツい言葉を聞いてどう思いましたか?
前田「RISEとかK-1の打撃のみの格闘技が盛り上がっていますが、首相撲、ヒジが攻撃手法としてこんな面白い試合があるんだと思ってもらえたらいいなと思います」
嵐「特に何もないです」
古村「山口代表に聞きたいんですが、いくらくらい(賞金は)出るんですかね? こうやってトーナメント出るのも選手は稼げないと頑張れないと思うんですよ。稼げて練習環境を作れるので。(鈴木)千裕くんとか凄く稼いでいるので、自分も稼いで強くなりたいのでお願いします」
山口代表「任せてください。調整中なので」
武田P「そこはお約束します。ビックリするような金額を用意します」
古村「そしたらぶっ倒して優勝します(笑)」
壱「首相撲の攻防がないからつまらないとと言われている思いますけれど、僕は首からの攻撃でもKO出来ます。この中だったら一航くんくらいじゃないですか、首からの攻撃が出来るのは。あとはみんな出来ないんじゃないかな」
一航「自分も首相撲からのヒジで切ったり倒したりしているので、そこは自信あります」
真琴「この8名の中やったら僕が一番ヒジも首相撲も全部僕が一番上かrなと思っているので、全員ヒジで切り裂いたろかなと思っています」
佐野「僕は首相撲はあまり得意じゃないけれど、他の選手がバチバチ打ち合ってくるのであれば僕もそれに打ち合うような形でやります。首相撲も頑張りますけれど、打ち合いでしっかり頑張りたいと思います」