各団体で活躍するベテランのHIROYUKIがONE FF初参戦
2024年8月9日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 74』(U-NEXT配信)に、今週は日本人キックボクサー2名が参戦する。
第3試合のキャッチウェイト(126LBS)ムエタイ3分3Rで、林繁那 (R.S-GYM)がセンチャイ(タイ)と対戦。
林(日本でのリングネームは繁那)はNJKF WESTを主戦場とする選手で、NJKFスーパーバンタム級3位、WBCムエタイ日本統一同級2位。戦績は11勝(5KO)1敗1分。4月のNJKF後楽園ホール大会ではKNOCK OUTとの対抗戦で鈴木貫太とドロー、6月のNJKF WESTでは日韓国際交流戦でキム・チョンヨンに2RでTKO勝ち。“繁那”はジェロム・レ・バンナにちなんで名づけられたという。
第4試合ではHIROYUKI(RIKIX)がキャッチウェイト(122LBS)ムエタイ3分3Rで、シンサンパー(タイ)と対戦。
HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。RIKIX移籍後は様々な団体に参戦して活躍している。2023年は「NO KICK NO LIFE バンタム級賞金トーナメント」に出場し、決勝へ進出するも花岡竜に敗れて準優勝。2023年11月には「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント」の1回戦で長谷川海翔にまさかのKO負けを喫した。5月の『NO KICK NOLIFE』で山田航暉に判定勝ちして再起を飾ると、7月の岡山ジム主催興行では河野直次郎に右フックで初回KO勝ち。戦績は36勝(16KO)13敗4分。
メインイベントでは、登竜門大会「Road to ONE」タイのチャンピオンのヨップーパー・ペットギャットペットと、イランのパルハム・ゲイラティがバンタム級ムエタイマッチで対戦。ヨップーパーは通算66勝目を狙う20歳。対するゲイラティは、「ONE Friday Fights」シリーズ5連勝を決めたいと燃えている。
セミファイナルでパタッケー(タイ)と対戦するデーングリアングライ・シンマーウィン(タイ)は、2024年6月のKNOCK OUTで小笠原瑛作と対戦し、判定で敗れている。