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【RISE】那須川龍心「天心も僕も試合に勝っているのに世間からの評価はナメられているので」タイトルマッチ前哨戦で「絶対KOする」

2024/08/02 16:08
 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の記者会見が8月2日(金)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。  すでに発表済みのスーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rでシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)と対戦するフライ級1位・那須川龍心(TEAM TEPPEN)が会見に出席。改めて試合についてコメントした。  両者は2023年大晦日のRIZINにてMMAルールで対戦し、ジョンミンが那須川を腕十字で追い込んだが、最後は那須川がパウンドでTKO勝ち。今回はRISEルールでの再戦となる。  伊藤隆RISE代表は「龍心はタイトルマッチが内定しているので負けは許されない、内容も問われるプレッシャーとリスクの戦いになります。龍心の負けられない気持ちが見える試合をしてもらいたい」と、タイトルマッチ前哨戦となると説明。  会見ではジョンミンからのビデオメッセージが上映され、「今回RISEに出場することになりました。前回は龍心選手とMMAで試合しましたが、試合中に目に怪我をして惜しくも負けました。凄く悔しい結果になりましたが、RISEさんからリベンジのチャンスを与えてくれて、チャンスをもらった分、ちゃんと準備して勝つように頑張ります」とコメント。  これを受けて龍心は「今のコメント聞いた感じ、気合いの入ったコメントをしているのが伝わったので…(龍心の位置からは字幕が見えず)分かんないです(笑)。この試合は落とせないですし、ここで変な試合しているようではタイトルマッチで勝てないと思うので。今回絶対KOします」とKOで返り討ち宣言。  ジョンミンの印象は「身長がデカくてグラップリング能力があるので、相手の腕十字にはしっかり気を付けて戦っていこうと思います」と、前回の腕十字を極めかけられたことが忘れられない様子(今回はRISEルールなので当然寝技は無し)。  初戦での打撃の印象はどうだったかと聞かれると「あの試合の時の印象は腕十字のイメージしか出てこないです。距離は遠かったですね。あと手足が長い。そこの距離をどう詰めるか。今回は近い距離でも戦ってみようと思っています。キックボクシングルールの方が自信ありますが、今回は腕十字を極めようかな(笑)」と、近距離での打ち合いもやってみたいとする。  相手の土俵であるMMAで勝った相手であり、リスクしかない試合だが、と問われると「正直言うと、この試合をやる意味あるのかなと思ったけれど、試合経験含めて試合勘をしっかり継続的にやっていくためにはコンスタントに試合していかないといけないので、こういう試合をするのも必要なのかなって。自分のためと言うか、今回はRISEのためというのもあります」と、経験プラスRISEのために引き受けたと答えた。  また、兄の那須川天心が7月20日の試合でボクサーとしての進化を見せたことで、自分も進化を見せたいかと聞かれると「天心も僕も試合に勝っているのに世間からの評価はナメられているので、前回の試合で天心はそこを払拭したので、今回自分もこの試合でというよりかはタイトルマッチへ向けてナメられないように、那須川龍心って強いんだと思わせないといけない。進化した部分は、今回は近距離でやってみようと思っています」と、タイトルマッチへ向けて評価を高めたいとする。  天心とは一緒に練習していると言い、「天心は試合が終わって休んでいるので、これから(練習の時間が)増えていくと思います。前々回の松本戦くらいから一緒に練習するのが始まったので、塚本戦までほぼずっと一緒にやっていたのでそういう期間が増えていくと思います」と、兄との練習を重ねて試合に臨むつもりだと語った。
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