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【RISE】中村寛が39戦無敗の未知の中国人選手と対戦「一方的な暴力で終わらせたい。残酷的な暴力で完全にKOで倒し切る」ペンジェーは「あなたを制圧する」

2024/08/02 14:08
 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の記者会見が8月2日(金)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。  Super Fight!の-61.5kg契約3分3R延長1Rで、RISEライト級王者・中村寛(BK GYM)が初来日のエン・ペンジェー(中国)と対戦する。  伊藤隆RISE代表は「61.5kgで来年の世界トーナメントを現在企画しています。なぜ61.5kgかと言うと63kgと60kgの間をとるからです。昨年54kgでWORLD SERIESをやったのと同じ理由です。今年の盛り上がりを見て最終判断したい。この体重にはタレントが揃っています。大雅、中村、チャンヒョン・リー、常陸飛雄馬、タリソン・フェレイラ。大雅はチャンヒョンに勝っていますが中村とタリソンには負けている、中村は大雅とタリソンには勝っているがチャンヒョンには負けている。非常にグチャグチャな状況です。他の選手も出していきたいと思っているので、出場して欲しい選手をSNSで名前をあげていただきたい」と、中村の試合と常陸の試合はトーナメントへ向けてのセレクションマッチだとした。  中村は野性味あふれるファイトスタイルから、“人獣”とも称される。日本拳法仕込みのサウスポーから放たれる破壊力抜群のパンチを武器に、2021年7月には大雅からダウンを奪って判定勝ち。11月にはYA-MANに判定負けを喫したが、大激闘を演じて強烈なインパクトを残す。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではレオナ・ペタスから番狂わせの勝利を収めた。2023年4月に直樹を判定2-0で破りRISEライト級王座を奪取。2024年3月のK-1との対抗戦で与座優貴に負傷判定で敗れたが、6月にタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラをKOして再起。戦績は16勝(13KO)6敗1無効試合。  ペンジェーは身長172cmで戦績は39戦無敗(中国国内のみの戦績でKO数は不明)。ビデオメッセージで「RISEを愛する観客の皆さん、私と中村寛の試合を楽しみにしてください。中村さん、あなたは世界ランキングトップ10に入っていますが、私はあなたを制圧するつもりです。私の制裁を待っていてください」とのコメントを寄せた。  中村は「ちょっと何を言っているか分からなかったんですけれど、世界でトップ10どうこうと言ってったんですがそうなんですか? とりあえず今回のテーマは一方的な暴力で終わらせたいと思っているので、ゴングが鳴ったら無傷で。この前は身体を張って盛り上げたので、今回は一方的な暴力という言葉に見合った残酷的な暴力で完全にKOで倒し切ります」と宣言。  相手の印象を聞かれると「負けたことがないヤツなので無敗っていう実績はあるので、どんな動きをするかは全く分からないので試合前には1回映像を見ます。無敗に最初に初黒星を俺が付けられるのはありがたい。KO負けを経験するのも初めてなのできっちり経験させてやろうと思います」と、初黒星を付けるのが楽しみだという。  トーナメントについては「(選考から)落ちる落ちないとかじゃなくて、落ちないと思っています。それは確定ですね。61.5kgはまだ早いとか。連戦しているので無理せんとしてという声もあるけれど、その反面、俺の試合を見たいのは分かっています。きっちり61.5kgでやって倒せるところも見てもらって、俺とやりたいヤツは名前をあげてもらいたい。トーナメントの開催を決定的にして、僕がその中心になります」と意欲を燃やす。  なぜ「一方的な暴力」とのテーマを掲げたのかと聞かれると、「気分ですね」と中村。 「鼻の状況もあって(前回の試合で骨折)、コンタクトスポーツが1カ月出来なくて、やっと先週からコンタクトスポーツの許可が出たので、マスとか開始しています。その休養期間にリフレッシュしに行って日本から離れて、帰国して一発目の気分で決めようと思っていたんですよ。それで帰国してやっぱり暴力を振るいたいと思ったので、その場でRISEに電話して9月出ますと言いました。早く試合がしたいですね。無敗だし、強いし、余計に完全失神させたい。敵やったら何の情も持っていないので。ここ最近、心が完成されているのでメンタル面もバチっと落としどころが見つかったので、毎回これからは暴力を振るいたいと思う。今回はその一発目ってところです」と説明した。  また、不完全燃焼に終わった与座との再戦について聞かれると、7月にゴンナパーと対戦してKO勝ちしたのは知らなかったと言い、「おめでとうございます」と祝福すると「お互いが上がっていったらまた交わるんじゃないですか。その時が来れば」と、お互い勝って行けば再び交わることになるだろうと答えた。
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