2024年8月4日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3』にて、KNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1Rで元山祐希(武勇会)と対戦するチュームーシーフー。これが3度目の参戦となる中国の戦闘民族・イ族の戦士は、今回はINNOVATIONフェザー級王者・元山との対戦に大いに意気込んでいる。彼が次の試合で見せたいものとは一体!?
ケタ違いのスゴイ戦いをしましょう
──前回の来日では、試合後に少し日本に滞在されたとのことですが、どんなことをしましたか? また印象に残っていることは?
「ちょっとしたことがあって、やむなく日本に数日残ることになってしまいました…。最初の方はしょげていたのですが、CFPの岩熊さんたちが私を心配して都内を案内してくれたり、美味しいラーメンに誘ってくれたり、いろいろと気遣ってもらったので、とてもリラックスできました。また、山口代表やスタッフの皆さんにはお寿司をご馳走になったりと、『KNOCK OUT』のファミリー的な暖かさに触れた数日でした」
──来日も今回で3回目になります。日本にはだいぶ慣れてきましたか?
「徐々に慣れてきましたね。来るごとに慣れている感じです。今回はこれまでよりさらにリラックスしつつ、試合に集中できると思います」
──前回の久井大夢戦を今振り返ると?
「久井選手は気持ちの強い尊敬に値するファイターであり武士です。しかし私としてはあの試合でのパフォーマンスにまだ満足していません。なので、今回の試合では自分のパフォーマンスをもっともっとアップさせるつもりです」
──久井戦以後の戦績を教えてください。
「1戦1勝です。『KNOCK OUT』の試合に支障を来したくないので、たくさんの試合オファーを見送りました」
──今回対戦する元山祐希選手の印象は?
「元山選手はベテランで経験豊富なファイターですが、試合では彼に中国の新世代格闘家の実力を見せつけますよ」
──警戒すべきと思っている点はどこでしょうか?
「元山選手は冷静に試合をするタイプで、無駄な動作がない分、穴が少ないファイターだと言えるでしょう。でも私はすでに準備万端なので、得意なファイトスタイルで彼に勝利します」
──自分としてはどう戦ってどう勝ちたいと思っていますか?
「今回は十分なトレーニングをしてとてもよく仕上がっているので、皆さんにいつもよりもっとエキサイティングな試合をお見せします。KOで勝利してKOボーナスを持ち帰ります」
──過去2戦で、パンチの強さが日本のファンにも印象づけられています。そのパンチ力はどのようにして鍛えられたものでしょうか?
「私のあのパンチは師匠であるグォ・チャン先生が授けてくれたものです。先生の教え通りにトーニングして身につけました。ただ簡単な道のりではなかったことは付け加えておきましょう」
──中国でのトレーニングの日課を簡単に教えてください。
「よく聞かれるのですが、特別なことはやっていません。ロードワーク、ロープ、ミット、シャドー、スパーを手抜きせず真剣にやっています」
──改めて、現時点での日本での目標を教えてください。
「まずは『KNOCK OUT』のチャンピオンになることです。『KNOCK OUT』は世界トップレベルの格闘技イベントなので、世界のトップファイターが先駆けてチャンピオンの座を争わなければなりません。私も中国トップレベルのファイターですから、チャンピオンベルトの懸かったタイトルマッチにチャレンジする資格があるはずです」
──元山選手にメッセージをお願いします。
「元山選手、かかってこい!! 『KNOCK OUT』のリングでお客さんがエキサイトするような、ケタ違いのスゴイ戦いをしましょう」
──今回の試合で、自分に関して一番注目してほしいポイントはどこでしょうか?
「この試合のために厳しいトレーニングを乗り越えてきました。注目ポイントですか? であれば、この試合は“瞬き禁止”と言っておきましょう。チュームーシーフーの試合は一瞬で勝負が決まりますからね!」