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【UFC】グリーン「あいつは扉を開けてもらって、ただ通り抜けるだけでよかった」×ピンブレット「彼は俺のストライキングもパワーも過小評価してる」、アレン「もしルールが早く変わってたら…」×チカゼ「ジョージアに優れたアスリートが多いのは水が違うから」

2024/07/28 07:07

ギガ・チカゼ(UFC世界フェザー級10位)「ベッカムのコーナーキックを覚えている」

──前回の勝利から、間隔が空いたことについて教えてください。

「かなり良い感じだよ。家族がいて、子供たちもいる。新しい犬も家族に加わった。カリフォルニアに住んでいて、とても素晴らしい時間を過ごしているよ。時間を楽しんでいたけど、残念ながら試合前に怪我をしてしまった。今頃は違うポジションにいるはずだったけど、今度の試合はとても重要なものだし、ここにいることに満足している」

──アーノルド・アレンとの試合については?

「もっと上位のランクの選手が欲しかったけど、彼もランカーだし、とても強い相手だ。彼は世界のベストの一人だから、確かに満足している。実際、彼とはいくつかの歴史もある。2020年に彼の対戦相手が怪我をして、代わりに俺が彼と戦うことになったけど、彼はその時に試合を受けなかった。その後ももう一度試合が提案されたけど、彼は断った。だから彼は2回俺との試合を断ったんだ。でもついに、ここイングランドで対戦することになった」

──アレンの前回の試合は見た?

「もちろん、全ての試合を見たよ。あの試合はヒザ蹴りが興味深かった。アレンが勝ったと思っている人もいて、意見が分かれている。特にルールの変更が決定した今、彼は良いポジションにいると思う。だから、タイトルマッチ挑戦者決定戦の相手として見ている。この試合はとても重要だ」

──11月1日からのルール変更については?

「良い決定だ。エフロエフ対アレンの試合がそのルールの時だったら、アレンが勝者になっていただろう。だから、良いルールだと思う。ストライカーにとって有利だしね」

──試合の展開については?

「彼は多くのインタビューで、『ストライカーとの戦いが好きだ』 と言ってるよね。でも、突然別のインタビューで、『ギガはストライカーとしか戦いたがらない』 って文句を言い始めた。俺はストライカーだし、ストライカーとの戦いが一番面白いから、ファンのために打撃戦をしたい。でも、グラップラーやレスラーと戦うことに反対したことはないんだ。だって彼らが俺とレスリングしようとすると、結局俺に早くノックアウトされるからね。だから、オクタゴンにいる時間が短くなるんだよ。

 出来ればアレンには打ち合ってほしい。イギリスのファンはそれを望んでるから。俺はイギリスのファンを楽しませるためにここにいる。サッカーが好きで、1999年のマンチェスター・ユナイテッドがバイエルン・ミュンヘンと戦った決勝戦で、デビッド・ベッカムのコーナーキックから得点が決まった試合を覚えてる。その時からサッカーに夢中になったよ。そういうこともあって、マンチェスターでの試合が決まったときは本当に嬉しかった」

──同郷のイリア・トプリアがフェザー級王者になったときのあなたの気持ちは?

「本当に誇りに思った瞬間だったよ。ジョージア人として、そしてジョージアのファンとしてね。自分も家族も、そして多くのジョージアの人たちがアメリカに行って彼とメラブ・ドバリシビリを応援したんだ。同じ日に彼らが戦ったからね。あの日は歴史的な日だった。自分もフェザー級で将来的にタイトルを目指しているが、最初の王者を祝うことができたのはとても誇りに思う瞬間だった。息子もオクタゴンの中や会場の外でジョージアの旗を見ることができて、非常に感動的な瞬間だった」

──ジョージアに優れたアスリートが多い理由は?

「ジョージアの水だよ。ジョージアの水は山から直接来る、とても独特な水だ。みんなもジョージアに来てみるといい。ジョージアという国は精神的に特別な場所だ。特にソビエト連邦から独立し、戦争や困難な時期を経験してきた。我々は貧しくても、大きな問題に直面していても、お祝いをするのが好きで、とてもポジティブな人々なんだ。歴史的に多くの戦争を経験してきたこともあり、精神的にとても強いんだよ。それが我々の旗や国を代表する力になる。

 アメリカに移住したとき、誰もジョージアという国を知らなかった。みんなアトランタから来たと思っていたけど、今ではカリフォルニアを歩いていると、みんなジョージアという国を知っている。自分がその国のプロモーションに一役買っていることをとても誇りに思っているよ。ジョージアのアンバサダーの一人として、誇りを持っている」

──今年の目標は?

「王者になることだ。神に求めたものはすべて手に入れたからだ。家族もいるし、美しい家もあるし、現時点で必要な経済的なサポートもすべて揃っている。そして、ここにいる理由は王者になるため、最強になるためだ。それが毎年の目標であり、全ての瞬間を大切にしている」

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