K-1甲子園の東日本予選で優勝した選手たちと、応援サポーターの松山勇汰(左から2人目)、小浜桃奈。右が大久保世璃(C)K-1
2024年7月21日(日)東京・GENスポーツパレスにて、『第66回K-1アマチュア~全日本大会予選トーナメント」「K-1甲子園2024~東日本予選トーナメント~』が開催された。
『K-1甲子園2024』では、東西の予選トーナメントを勝ち抜いた選手たちが、9月1日(日)東京・新宿FACE「日本一決定トーナメント」に進み、高校生ナンバーワンを決定する。
最激戦区ともいえる「K-1甲子園2024 東日本予選トーナメント -55kg」では、13名のファイターたちがしのぎを削った。結果は、大久保世璃(栃木県立宇都宮北高校2年)がシードとして登場し、1日3試合を勝ち抜き、優勝を果たした。世璃は、初代Krushフライ級王者・大久保琉唯の弟。兄の琉唯も『K-1甲子園2021』の-55kgで優勝しており、兄に続いてのK-1甲子園制覇を狙う。
初戦では豪快な左右フックでなぎ倒して、圧巻KO勝ち。準決勝では、サウスポーの相手にスピード感のあるフック、ヒザ蹴りとバリエーションを見せて判定勝ち。迎えた決勝戦もサウスポーと対峙し、相手のストレートをかわすと、右のテンカオや飛びヒザ蹴りで応戦、判定勝ちでトーナメント制覇を成し遂げた。
同トーナメント-60kgでは、昨年のK-1甲子園-60kg東日本予選トーナメント優勝者の森川絆(立志舎高校3年)が優勝。昨年は怪我で欠場となっており、再起のリングで勝利を掴んだ形だ。サウスポーから繰り出す前蹴りや左ストレートが印象的だった。また、同トーナメント-65kgでは、小嶋聖来(茨城県立岩瀬高校1年)が優勝、的確なパンチでクリーンヒットを奪うなど、テクニックが光った。
K-1甲子園PR大使であり、K-1甲子園2020 -60kg王者・松山勇汰と2024年度応援サポーターであり、モデル、タレントの小浜桃奈もプレゼンターとして登場。大いに盛り上がる東日本予選トーナメントとなった。