平本は朝倉とは対照的にベルトがお気に入り「欲しい」とした
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の記者会見が、20日(土)都内にて行われた。
メインイベントのRIZINフェザー級(66kg)5分3Rで対戦する、朝倉未来(ジャパントップチーム)vs.平本蓮(剛毅會)は、完全決着をつけるために特別ルールで行われることが発表された。
試合は5分5R、各ラウンド10点方式による採点で優劣をつける(ラウンドマスト=通常のRIZINでは3Rを通しての判定)。3Rまでに決着がつかなければそこまでのスコアをオープン(※その時点でどちらが有利か分かる)。そして5R終了時にスコアが同点だった場合、トータルで優劣をつけ、どちらか一方を支持するマスト方式で勝者を決める。
また、この試合は「ラストマン・スタンディング」タイトルマッチとして、勝者にはベルトが授与される。
榊原信行RIZIN CEOは「2人とのこのカードを成立させるにあたって、何度かいろいろなところでも言ってますけれど、順位を決定する、今の最強を決める戦い、そういうものではない。でも想いの詰まった特別な試合である。主催者からずると5分3Rで完全決着がつくのかなと。そういういろいろな想いがある中で、未来もインタビューの中で喧嘩だと思っていると言っていますし、蓮もぶっ倒してやると。主催者の想いからすると2人で決着をつけてほしいと思っています。そんな中で両陣営とも調整しました」と、勝敗をジャッジに委ねるのではなく2人で決着を付けて欲しいため、と特別ルール採用の理由を話した。
ベルトを懸ける理由については「この過酷なルールに挑む2人に主催者としてベルトを作りたい、授与したいとそう思っています。『ラストマン・スタンディング』ベルトというベルトをこの試合のために用意します。『ラストマン・スタンディング』タイトルマッチとして行います。5分5R、最後に立っていた男にベルトを授与する、そういうことにしたいと思います。平本からは負けた方にベルトを、という話もありましたが、そんなのはないのでこの試合の勝者に、最後まで立っていた男にこのベルトを授与したい」と説明。勝者に与えられるベルトも披露された。
【写真】朝倉はベルトを前にして「これいらないんで勝って皇治選手にプレゼントします」とした
なお、『ラストマン・スタンディング』タイトルは防衛していくものではなく、「今後も『ラストマン・スタンディング』ベルトとして特別な意味を持った試合を組むことが出来た時に、この『ラストマン・スタンディング』というベルトをその試合毎に、その試合を成立させるためのルールも両陣営と相談してその都度作って進呈するものにしたいと、そう思っています」と、トロフィー的な役割を果たすという。
発表を受けて平本は「本当にこの試合のおかげで最高の日々を送ってきました。来週は過去最高の自分で戦いたいと思います。絶対に勝ちます」と宣言。
朝倉は「この4~5カ月、本当にハードな練習をしてきて、今フェザー級の誰にも負けない自信があります。そんなパフォーマンスを来週の試合で見せたいと思います。今日、このベルトの話を初めて聞いたんですけれど、俺はこれいらないんで勝って皇治選手にプレゼントします」と、ベルトはいらないと言い放つ。
これに対して平本は「シンプルにベルトが出来るって言われて、カッコよくて嬉しいなって僕はシンプルに思ったのでこのベルトは欲しいっすね」と、ベルトが欲しいと語った。
俺はRIZINフェザー級のベルトを取りに行くから、あのベルトはいらない
— 朝倉未来 (@Mikuruasakura_) July 20, 2024
盛り上げるために気を利かせてくれた運営には感謝します
試合前の国家斉唱とかはなしにしてください
リングに上がったらすぐ戦いたい