22歳でUFCデビュー戦を勝利したばかりの鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)が、同門の先輩でセコンドも務めた岡田遼(RYO OKADA TOKYO INSTITUTE)と18日、勝利の富士登山を行い、ご来光をともにした。
6月29日には、米国ネヴァダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催された『UFC303』で、父・鶴屋浩とともにオクタゴンデビュー戦に臨み、カルロス・ヘルナンデス(米国)を相手に判定勝ち。MMA戦績を10勝無敗としている。
自らアグレッシブに攻めるスタイルで課題も見つかったものの、UFCナンバーシリーズでの15分の完勝劇は、収穫の多いものだったという。
【写真】「ここでしか見られない景色を皆さんにも」とご来光の写真を送ってくれた岡田と鶴屋。
標高3,776m、日本を代表する独立峰の山頂に立った鶴屋は本誌の取材に、「登ってよかったです。前回の試合は判定だったので次はしっかりフィニッシュします!」とさらなる高みを目指すとし、岡田も「今は頂きに向かうための準備期間。まだまだ伸ばせる部分がたくさんあることが、怜の強み」と、22歳の伸びしろを語っている。
ヘルナンデス戦で起きていたこと、ATTでの王者アレッシャンドリ・パントージャとの練習、堀口恭司と向き合ったことなど、鶴屋と岡田の対談は、本誌NO.333にて掲載される。