金原の左ボディにダウンを喫する所
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の公開練習が、13日(土)都内にて行われた。
59.0kg契約5分3Rで対戦する、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)とヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)が揃ってステージに登壇。
ヒロヤはストレッチをした後、素手でエリーコーチを相手にミット打ちを披露。スピードのあるコンビネーションを次々と繰り出した。
続いての所は「20年以上やってるけれど、こんなに大勢の人の前で公開練習やるのは初めてで緊張しています」と照れ笑いしつつ、盟友・金原正徳を相手に打撃のマススパー。しかし、金原の三日月蹴りやボディブローに連続ダウンを喫し、残り30秒でダウンしたところで金原が「所コール」を発動。ファンからのコールに支えられ、3分間の公開練習を終えた。
ヒロヤは素手でミット打ちを行った理由を聞かれると「今日グローブ忘れちゃって」と、その理由を明かす。
ボディがキレていると指摘されると「アメリカに行って、毎朝ビリーに筋トレさせられていたので、みっちり。それもあって筋肉がつきました。減量も順調な感じで」と、すでにかなり仕上がっている様子。
師匠である朝倉未来がメインイベントに出場する大会で「去年の超RIZIN(伊藤裕樹に判定負け)の借りがあるので、未来さんもそう思っている(ケラモフに一本負け)と思うので格闘技人生も懸かっている試合なので意思を持って試合に挑みたい」との決意を口にした。
一方、主役がダウンを喫する異例の公開練習となった所は「いつもダウンを取られたりとかされてます」といつものことだし、“負けたら引退”発言については「本当に自分は格闘技好きなんだなって毎日思っています。練習に行く前は疲れて、でも行くと格闘技っていいなって毎日思っています。やめたくないです。頑張って、負けたくないです」と、勝って現役生活を続けたいと語った。
ヒロヤは「大晦日を終えて半年。長い時間があって、やっと試合が出来る。自分の試合をするだけで、最高の盛り上がりで勝つ。その想いが出ると思う。ドロドロの試合になっても俺が勝つ。覚悟が決まっているのでその覚悟を皆さんに見せる」と、思いの丈を話す。
所も「僕にとってもとても特別な試合なので。ヒロヤ選手と戦えることはとても光栄なことなので、僕も負けるつもりはないので、ドロドロになっても僕が勝ちます」と、同じくどんな試合展開になっても勝ちに行くとの決意を口にした。