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【シュートボクシング】海人が改めてGLORY王者との再戦アピール、次回8月大会で上位ランカーとの試合を熱望

2024/06/18 20:06
 2024年6月15日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.3』の一夜明け会見が、16日(日)都内で行われた。  メインイベントで元GLORYライト級9位&ISKA世界ライトミドル級王者アルマン・ハンバリアン(アルメニア)に2R TKO勝ちしたSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は「自分自身がパワーアップしてレベルの差を見せたり、圧倒的に勝つという姿を皆さんに見せないと、今後ベスタティにリベンジするのもGLORYのベルトを獲るのも難しいんじゃないかと思われるので、皆さんの力をもらって有言実行できて本当に良かったです」と喜びのコメント。  対戦したハンバリアンの印象については「身長が高くもうちょっと遠い距離で戦ってくるのかなと思っていたのですが、パンチも打ってきてくれて接近戦が多かったので、僕も1Rからパターンを変えてパンチを合わせていくようにして、それが2Rにタイミングを合わせられたのかなと思います」と試合を振り返る。 「僕の右クロスや左フックもそうですけど、1Rにタイミングを徐々に掴めていて、相打ちの場面も何度かあったのですが、2Rに足も効かせたし、お腹も効かせていたのでそろそろ確実に当たるなというタイミングがあったので、そこでパンチの受け返しじゃないですけど、そこに移行していくタイミングであの左フックが当たりました。  ハンバリアンは頑丈で、普通の選手だったら倒れていた攻撃を当てても倒れないので体格差ももちろんあると思いますが倒れなかった。そういうところも練習していかないと、これからは一発で倒せないと思うので、的確に数を打っていき、今回みたいにああいう形で倒せるようにまたレベルアップしていきたいと思います」  前回4月にはペットモラコットと対戦し、今回はヨーロッパ系の選手となり、タイ人との違いを聞かれると、「攻撃は当たるけど、頑丈なのはヨーロッパ系の選手。タイ人とかアジア人選手は攻撃は当たらないですけど、当たったら効いてくれる印象があるので違うのかな」と分析する。  練習面に関しては「前回からガラッと変えたものはないです。タイ人選手だろうが、ヨーロッパ系の選手だろうが、自分のレベルを上げるのが一番やと思うので、練習はヒジがあるかないかで変わりなくやっています。レベルが上がってきているので、今年はまだ試合があるのでまたレベルアップした姿を見せていきたい」と、今回と前回とでは練習内容も特に変わらず、自身のレベルアップに力を入れたという。  ダメージに関しては「ガード越しにパンチはかなり重たかったのですが、ダメージはないです」と特にない様子。すでに次戦に気持ちは向かっており、「ずっと言っている通り、自分が倒したいのはベスタティだけ。ベスタティを倒してGLORYのベルトを巻くのが目標なので、上位ランカーが相手であっても圧倒的な強さを見せて今回以上の倒し方をしていきたいし、GLORY側に『ベスタティは危ないんじゃないか』と思わせる試合を上位ランカーとしたい」とGLORY上位ランカーとの対戦を希望。  そのベスタティは2階級制覇を目指し、7月21日の『GLORY 93』では前GLORYウェルター級世界王者のエンディ・セメリアと対戦することが決定しており、「ベスタティは階級を上げて試合をしますが、あの階級だとデカくはない。スピードは速いのでそこで勝っていくためにレベルは上がっていると思うので、試合を見てみたい。そこでどういう勝ち方をするかはわかりませんが、ベスタティに勝ってほしい」とベスタティに負けてほしくないとした。  次回、8月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.4』については「自分はすぐにでも準備できるので出たいと思います」と気合い十分。  会見に同席した緒形健一代表は「今後はGLORYサイドと協議しながら上位ランカーとの対戦を組んで、ベスタティとのタイトルマッチに向けても我々で努力していきたい」とGLORY上位ランカーとの対戦に向けて動きたいとした。
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