計量をパスしてガッツポーズの山畑。この試合を最後と決めていた
2024年6月15日(土)エディオンアリーナ大阪『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』の前日計量&記者会見が、14日(金)府内にて13:00より行われた。
第4試合のオープンフィンガーグローブマッチ-63kg契約3分3Rで対戦する、この試合をラストマッチと定めている山畑雄摩(心将塾/第3代DEEP☆KICK-63kg王者)は62.9kgで計量をパスしたが、対戦相手の山口侑馬(道化倶楽部/ライト級7位)が定刻になっても姿を現わさず。
【写真】会見は山口侑馬抜きで行われた
山口とは連絡が取れず、行方不明となっていることから安否が気遣われるが、既定の時間内に計量を通過することが出来なかったため、この試合は計量をパスしている山畑の不戦勝となることが発表された。
山畑は引退することを決めていたが、この試合のオファーが来たことでラストマッチにすることを決意。
この日も「やり残したことなんですよ、オープンフィンガーグローブマッチは。後輩に木村“ケルベロス”颯太がおるんですが、ケルベロスは山口選手に勝っているし、いろいろOFGマッチでも呼ばれるし、このまま辞めたら(やらないと先輩として)偉そうに言えないじゃないですか。だから絶対にやりたいと思っていました。それが辞める前の思い残したことなので、これをやらないと辞められません」と、今回の試合のために引退を先延ばしにしたと語っていた。
対戦相手がいない一人での会見では「コンディションはめちゃめちゃいいですし、しっかりぶっ飛べると思います。ただ相手が来られていないので、ちょっとどうなるか分からないけれど、どんな状態でも試合はフルパワーで行けると思うので御覧ください。左ストレートをめっちゃ狙っていて。思い切り握って打ってみようと思います。左ストレートを当てて、倒せるといいな」と抱負を述べていた。