キックボクシング
インタビュー

【RISE】スーパーレックを苦戦させた男を迎え撃つ大雅「どのくらいのレベルでやっているのか自分を試したい」「打ち合う場面もいっぱい」

2024/06/14 11:06
【RISE】スーパーレックを苦戦させた男を迎え撃つ大雅「どのくらいのレベルでやっているのか自分を試したい」「打ち合う場面もいっぱい」

ONEで活躍したプエルタスとの対戦を自ら望んだ大雅(C)RISE

 2024年6月15日(日)エディオンアリーナ大阪第一競技場『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』にて、SuperFight!の-61.5kg契約3分3R延長1Rでダニエル・プエルタス(スペイン/Ultimate Fight School)と対戦するRISEスーパーフェザー級王者・大雅(TRY HARD GYM)のインタビューが主催者を通じて届いた。


 大雅は2012年1月に16歳でプロデビューし、2014年8月にKrushスーパー・バンタム級王座を奪取。2016年にはK-1 WORLD GP -60kg日本代表決定トーナメントで優勝し、翌2017年2月にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座を奪取した。2018年9月からRIZINに参戦。RISEには2019年3月から参戦し、連敗を喫したが梅野源治、奥平将太に連勝して調子を取り戻すと2023年6月にはフランスでポール・カーポウィッツに判定勝ち。8月に常陸飛雄馬に延長戦で競り勝ちすると、2024年1月にRISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーに挑戦。絶対王者として君臨していたリーを判定3-0で破り、第6代王座に就いた。。戦績は28勝(6KO)13敗2分。

 プエルタスはISKA K-1ルール世界-60kgと-65kgの2階級を制覇、2019年には武林風の-67kgワールドカップトーナメントで優勝。2018年9月にK-1に来日し、武尊と対戦して初回KO負けを喫したことがある(日本での名はダニエル・ピュータス)。2021年11月のONE初参戦ではパンパヤックに判定で敗れたが、2022年2月にジドゥオ・イブに勝利。2023年1月にはスーパーレックとONEフライ級キックボクシング世界王座決定戦を争い、判定で敗れるもスーパーレックを苦戦させた。

僕の階級の中心はRISEにあるという事を証明するために勝つ


――公開練習では重たいパンチを披露していましたが、コンディションはいかがですか?

「調子が良いのはもちろんなんですけど、今までで1番強くなっているなと実感があるので、試合が楽しみです」

――まだまだ進化している実感がありますか?

「ここ最近が現役で1番伸びしろを感じています」

――1月にチャンヒョン・リー戦に勝ってベルトを獲って、そういった部分で心技体が整ってきた感覚?

「全部が良いですね。チャンヒョンに関してはスタイル的にも負けるわけがないと思っていたので、次の試合で本当に強くなっているのかどうか自分が試される試合になります」

――今回戦うプエルタス選手は大雅選手も対戦を望んでいたと聞いていますが、対戦を希望した理由はありますか?

「去年ONEでタイトルマッチをやっていて、今は契約が切れていると聞いたので、もしかしたら試合ができるかもと思って聞いてもらったんですけど、そしたら本当に決まっちゃいました(笑)」

――契約的な問題も含めて情報が入っていたんですね。

「コメントとかで『こいつと闘え』っていうのが何回か来ていて、そういうので知ってはいたのでもしかしたら闘えるんじゃないかなって思っていました」


――スーパーレック選手と対戦していたタイトルマッチは見ていたわけですね。

「見ました。その試合を見てもそこまで差がない試合だったので、それだったら実際に試合をしてみて、スーパーレックとかがどのくらいのレベルでやっているのか、自分を試したいなって思いがありました」

――世界的な立ち位置がどの辺なのかを試したかったんですね。

「はい」

――プエルタス選手は非常にタフなファイターですが、どういう戦い方を想定していますか?

「基本的には上手く戦って、打ち合うところは打ち合ってという展開になると思うんですけど、今回はパワーにも自信があるので、打ち合う場面もいっぱい作っていきたいです」

――試合まであと5日なので、疲労も溜まっていると思いましたが表情も良くて調子の良さが伺えますね。

「調子は良いっすね(笑)」

――ズバリKOする自信はありますか?

「どんどん倒しに行けるようなスタイルに変えているので、勝手に倒すタイミングは作れるかなと思っています」

――RISEの伊藤代表が来年は61kg界隈でWORLD SERIESを開催したいと発言していましたが、当然その辺りも視野には入ってきていますか?

「まずここを勝たないと出る意味がないと思っているので、ここでレベルの違いを見せて勝って、来年はさらに強い選手を呼んでもらってそこで僕が1番になります」


――来年に向けても良いスタートを切れるような試合にしたいですね。

「ここから先の試合は落とせないので、行けるところまで行きたいです」

――少し気が早い話ではありますが、WORLD SERIESが開催されたとして、こんな選手が出てきてほしいなとか対戦してみたい選手はいますか?

「唯一いたのが今回のプエルタスだったので、可能ならスーパーレックとかロッタンとかと試合をしてみたいです」

――ビッグマッチが6月、9月、12月と控えていますが、直近ではどんな試合をやっていきたいですか?

「常に挑戦していきたいので、そういう相手を用意してもらえたら僕も嬉しいですし、僕の階級の中心はRISEにあるという事を僕が証明できると思っているので、これからも勝ち続けていけるように頑張ります」

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

「いつも応援ありがとうございます。今回の相手もめちゃくちゃ強いんですけど、必ずKOで勝って早く世界で1番になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

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