9月9日(月)発売の漫画誌『週刊ヤングマガジン』にて、“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)を主人公とした連載漫画『テッペン ~那須川天心物語~』がスタートすることを、講談社および那須川天心がネット上で発表、そのイラストが公開された。
9月9日発売のヤングマガジン41号から
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) September 2, 2019
『テッペン ~那須川天心物語~』が連載開始されます✌️
高橋伸輔先生に描いて頂きました
ありがとうございます!!
僕の物語、ぜひ読んでみてください?
本日発売のヤンマガに告知載ってるので
そちらもチェックしてもらえると嬉しいです?#那須川天心物語 pic.twitter.com/M7iqWZTJcf
内容は、那須川の「意外な幼年期や、優しい泣き虫少年が最強格闘家に覚醒するまでの、涙と汗の、そしてやっぱり涙の物語」とされており、『SHONANセブン』(原作:藤沢とおる)、『アルティメットガチンコ 異種格闘技王伝説』などの作品を描いた高橋伸輔が作画を担当する。
公式HPで「漫画界随一の筋肉美もお見逃しなく!!」と記されている通り、公開されたイラストでは、金髪姿の那須川の6パックに割れた腹筋が描かれており、SNS上のコメントでは「バッキバキやぁ」「ミドル級くらい有りそう」などの声が挙がっている。試合と並行して肉体改造を行っている那須川の近未来の姿として想像が膨らむイラストだ。
高橋伸輔はこれまでも那須川の試合を観戦。過去にボールペンで一発書きした那須川のイラストもInstagramにて公開し、「昨日の試合は本当に久しぶりにワクワクして試合を待ったな。これから格闘技界の未来を背負って頑張ってほしい!! もっともっと描いて生きていきたい!! !! !!」とアピールしていた。
これまで、実在の格闘家・ファイターが実名で主人公として登場する漫画としては、古くは『週刊少年マガジン』に連載された大山倍達が主人公の『空手バカ一代』(梶原一騎原作・つのだじろう:影丸譲也作画)や、キックボクシングでは『キックの鬼』(梶原一騎原作・中城けんたろう作画『少年画報』連載)、『立嶋篤史物語』(中原裕『週刊少年サンデー』増刊)などがあり、近年では『週刊ヤングマガジン』にて五味隆典が主人公の『Abaddon』(和久井健)が連載されるなど、いずれも格闘技界のスーパースターがモデルとなっている。
『テッペン ~那須川天心物語~』は那須川のファイターとしてのルーツ・覚醒をいかに描くか。那須川は、9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』-58kg級世界トーナメント決勝戦にて、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)との対戦を控える。会見では「最後は僕が全部持っていくので期待していてください」と意気込みを語っており、同時進行の漫画にも影響を与えることになりそうだ。