photo by Takasawa Keisuke/GONG KKAUTOGI/RIZIN FF
2024年6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催中の『RIZIN.47』にて、7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.3』の追加対戦カードが発表された。
RIZIN MMAルール49.0kg契約5分3Rで、RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)vs.ケイト・ロータス(フリー)が決定。
シュートボクシング世界女子フライ級王者のRENAは、2015年大晦日のRIZINでプロMMAデビュー。怒涛の6連勝をマークも、浅倉カンナに2度敗れ、2019年6月のBellator初参戦でリンジー・ヴァンザントに一本負け。以降、ヴァンザントとの再戦含め4連勝したが2021年大晦日にパク・シウに判定負け。2022年7月にはアナスタシア・スヴェッキスカに判定勝ちでスーパーアトム級(49kg)トーナメント準決勝に進出したが、左眼窩内側壁を骨折し、以降のGPを無念の欠場となった。
2023年4月に約10カ月ぶりの復帰戦をストロー級(52.2kg)転向も見据えて51kgでクレア・ロペスと戦ったが、膝十字に敗れた。2024年3月の復帰戦はスーパーアトム級で行い、シン・ユリに判定勝ち。MMA戦績は14勝6敗。
初参戦のケイトは美女格闘家としてデビュー戦から注目され、DEEP JEWELSで活躍。2023年に白星と黒星を繰り返し、2月に青野ひかるに判定負け後、彩綺に判定勝ち。9月はRIZINに参戦した須田萌里に判定負け。2024年3月には桐生祐子に左ストレートで初回TKO勝ちを収めた。組み寄りのオールラウンダー。
リングに登場した両者。どよめきと歓声に迎えられたケイトは「大きな舞台で憧れのRENA選手と戦えることを感謝します。ただ、やるからからに勝つことしか考えてないです。しっかり勝って世代交代して女子格闘技を盛り上げていきたいです」と世代交代を宣言。
迎え撃つRENAは「また凄いベッピンを連れてきたなって思っていますけれど、ここはしっかり勝って年末、私にもチャンスをください。一生懸命頑張ります」と、この試合をクリアしたら年末にチャンスが欲しいとアピール。榊原CEOは「はい、もちろんです」と答えた。