親友でもあるRUIをKOに葬り、初代クルーザー級王座に就いたK-Jee (C)M-1 Sports Media
2019年8月31日(土)東京・後楽園ホールで開催された『K-1 KRUSH FIGHT.104』のダブルメインイベント第1試合で、RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)と初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント決勝戦を争い、2R1分43秒、KOで初代王座に就いたK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)が一夜明け会見に出席、前夜の試合を振り返った。
K-Jee「K-1福岡ができるのであればクルーザー級のお祭りにしたい」
「昨日はありがとうございます。相手は間合いを取るのが上手で苦戦しました」
――実際にKRUSHのベルトを巻いた心境は?
「KRUSHのベルトを巻いて、改めてK-1のベルトも欲しいと思いました。クルーザー級は去年から始まって、まだ選手も少ないし、レベルも上がっていないと思います。ベルトの価値というものは、まだまだこれから上がっていくものだと思うし、それを俺たちが創っていくものだと思うので、初代の王者としてクルーザー級を盛り上げて価値のある階級に出来たらと思います」
――8月K-1大阪大会のシナ・カリミアンvs愛鷹亮について。
「KRUSHのベルトを獲って、K-1のベルトが欲しいと言っても急ぐ必要はないかなと。まだまだ課題もありますし、次の一歩、その次の一歩というのが凄く大事になってくると思うので、急いでタイトル挑戦を要求したいというのはありません。愛鷹選手に関しては2回試合したことがあって(1勝1敗)、打ち合いが凄く気持ち良いし、会場自体を爆発的に盛り上げられる自信があるので、すぐにとかではなくいつか決着がつけられたら良いなとは思ってます」
「日本人でこれからやっていくべき選手というのはそんなに多くはないですし、自分が試合に勝つことによって海外の強豪を準備しないといけないという状況になると思います。そういう選手を呼んでもらって一歩一歩力をつけて行きたいと思います」
――マイクアピールもした、改めてK-1福岡大会への想いは?
「せっかく地元で試合ができる可能性があるので、K-1福岡ができるのであればクルーザー級のお祭りにしたいと思います」
――地元でK-1クルーザー級のタイトルマッチをするのが理想?
「ちょっとそのプレッシャーは重いんで(苦笑)。今後自分が誰とやってどういう結果が出てというのもあるし……地元でタイトルマッチが一番良い形ではあるんですけど、自分も色々なものを背負える男になって行きたいですね」
「先ほども言ったようにK-1福岡大会を開催できるように運営の方も頑張ってくれると思うので、九州出身の選手もみんなで頑張って行きたいと思います。そして練習環境に困ってるんでTwitterで練習場所探しに協力してください! 昨日のセコンド陣とかもみんな初めましてみたいな感じだったので(苦笑)、そこのところも皆さんよろしくお願いします」
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