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レポート

【DEEP】スーパー女子高生・森さくらが1日2連勝、高崎栞に一本勝ちで決着。男子4試合も熱戦相次ぐ

2019/09/01 17:09

▼第11試合 メインイベント DEEPフェザー級 5分2R
×高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)
判定1-2 ※18-20、19-19(マスト高塩)、18-20
〇星野 豊(和術慧舟會HEARTS)


 2017年の修斗フェザー級新人王・星野がDEEPに初参戦。元・栃木県警の警察官でDEEPの前半戦を沸かせる男・高塩と対戦した。


 1R、右ストレートと右ミドルで襲い掛かる高塩は組み付いてコーナーへ押し込むとヒザ蹴り。小外刈りでテイクダウンを奪うが、星野が上を奪い返す。立ち上がろうとする高塩のバックを奪う星野。ブリッジして上になった高塩に星野は腕十字を仕掛ける。それを高塩がアームロックに切り返して腕十字を狙い、さらに星野がバックを奪うというスリリングでスピーディーな攻防が繰り広げられた。


 2R、右ミドルで攻勢を仕掛ける高塩はテイクダウンを仕掛けるが、がぶった星野がバックを奪う。高塩は投げやアームロックなどで体勢を入れ替えようとするが、星野はバックをキープする。終盤、ようやく高塩が立ち上がるとパンチで攻め込むが、組み付いてしまいコーナーへ押し込んだまま時間切れ。


 判定2-1で接戦を制した星野は「DEEP初参戦でメインでやらせていただいたんですが、しょっぱい試合してしすいませんでした。2連敗していたので勝ててよかったです。またDEEPに出たいと思っているのでよろしくお願いします」と、継続参戦をアピールした。

▼第10試合 セミファイナル DEEPウェルター級 5分2R
×ハーレー・ビーハン(NEO JUDO ACADEMY)
一本 1R2分43秒 ※チョークスリーパー
〇佐々木大(トライフォース赤坂)


 佐々木のセコンドには朝倉未来、ビーハンのセコンドには小見川道大が就く。


 1R、アグレッシブにパンチとミドルキックで前へ出る佐々木にビーハンも打ち合って打撃戦に場内が沸く。ビーハンが佐々木の蹴りをキャッチしての投げで豪快にテイクダウン。マウントからバックを奪うが佐々木は立ち上がることに成功する。


 再び胴タックルでテイクダウンするビーハンだが、佐々木は立ち上がって逆に両足タックルでテイクダウン。マウントからバックを奪うが前に落とされ、ビーハンがパウンド。


 佐々木はなおも起き上がってバックを奪い、リアネイキドチョークを仕掛ける佐々木を背負ったままビーハンは立ち上がる。スタスタと歩いて自軍コーナーへと行くが、しばらくするとタップ。佐々木がインパクトのある一本勝ちを収めた。

▼第9試合 DEEPバンタム級 5分2R
×松丸息吹(パラエストラ千葉)
TKO 1R 2分33秒 ※レフェリーストップ
〇井上皓平(ポゴナクラブジム/Fighting NEXUS)


 入場時からエキサイティングする両者。にらみ合いから小競り合いを始めてレフェリーが制止する場面も。


 1R、井上が両足タックルに行くが松丸は堪えてボディロックから後ろに反り返るようにしてテイクダウン。マウントを奪ってパウンドを打つと、井上は股の間から脱出。すかさず両足タックルで今度はテイクダウンに成功。


 バックを奪った井上がリアネイキドチョークを仕掛けながらのパンチ、マウントになってのパウンド、さらにバックマウントになってのパウンドと圧倒し、レフェリーがストップした。

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