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【PANCRASE】葛西が丸山をRNCで極める! 押忍マンが村山をポイントアウト、浜本がカマチョに首相撲ヒザで完勝、合島が6年ぶり復帰戦勝利、ネオブラ・ライト級で鈴木が15秒KOで優勝&ストロー級は船田が優勝、フェザー級は熱闘制した敢流vs.望月の決勝に!

2024/05/25 14:05
 2024年5月25日(土)、東京・ニューピアホールにて『PANCRASE 343』(U-NEXT配信)が開催された。 ▼ライト級5分3R〇葛西和希(マッハ道場)4位・11勝3敗 70.7kg[2R 4分00秒 リアネイキドチョーク]×丸山数馬(Tri.H studio)9位・9勝5敗 70.55kg 葛西「棚からボタ餅でメインになりましたが、メインに相応しい試合をします」 丸山「やることはやってきました。明日は全力で戦います」 葛西(会見コメント)「全局面で圧倒して勝ちたいと思います。丸山選手の印象は、どの局面も平均的にできる選手だなと思います。自分はMMAを練習するにあたって、ボクシングであったりムエタイであったりグラップリング、柔術、全部やってるので、本当全局面において成長できてると思うんで、そこをしっかりフィッシュっていう形で見せられたらと思います。  前回は2Rが終わって、3R目、しっかり倒そうと思ったところでストップっていう形だったんですけど、今回もボクシングのトレーナー、すごいいい先生がいるので、そこのスキルがすごい上がってきて、練習でやってきたことを試合で徐々に出せるようになってきたと思うので、今回も普段通りやれば倒せると思うんで、しっかりそこを見せたいと思います。本当、ここで負けるようじゃあ自分はこの先ないと思ってるっていうか、自分もしっかりPANCRASEでチャンピオンになって、世界で戦っていきたいと思ってるんで、 ここはしっかり本当、明確に勝ちます。じゃないと、今後ちょっと厳しいのかなと思っています」 丸山「PANCRASE343に向けて、ハードなトレーニングを行なってきました。当日にそれを皆さんに見せることができればと思います。よろしくお願いします。葛西選手の印象は。我慢強く試合運びをしているなっていうのと、粘り強いところです。普段の実践練習で打投極かなり精度が高まっていると思うので、そこが変わってるんで、試合でそれが見せられると思います。今回の試合はかなり厳しい試合にはなると思っています。その前提で自分もハードキャンプをやってきたんで、それが本番で見せられたらと思っています」  1R、ともにオーソドックス構え。アップライトの葛西。上下レベルチェンジの丸山。そこに左ヒザも見せる葛西は右ストレート。それをかわした丸山はダブルレッグテイクダウン! 金網で立つ葛西。右で差す丸山は押し込み。四つで回す丸山に残す葛西。丸山のクラッチを切る。  クラッチする葛西を押し込む丸山。右で差して左はボディをこつこつつくが、葛西は金網背にクラッチは解かず。丸山はかかと蹴りもブレーク。  ワンツーで前に出る葛西に右ミドルを返した丸山はダブルレッグへ。ここは差し上げた葛西がボディロックテイクダウン! パウンドにすぐに立つ丸山。四つからの丸山の崩しに上を取ったのは葛西。鉄槌に、すぐに立つ丸山。右でおっつける葛西。離れ際に右ヒジ! そこにダブルレッグの丸山、スプロールする葛西。3者葛西のラウンドに。  2R、ジャブを突く葛西。右ボディストレートの丸山は右オーバーハンドを返す。左ジャブを突く丸山は右カーフ。しかし葛西も右カーフ、左ミドル。シングルレッグから上組みに移行する丸山。  ともに体を入れ替え、押し込む丸山。左で差すと、左を差し込んだ葛西は四つから声を挙げて左右ヒザを突いて、ボディロックテイクダウン! ケージウォークで亀からシングルレッグで立ち上がる丸山。しかし葛西はバック奪い、ボディロックテイクダウン! 片足のみで一気にリアネイキドチョーク! 腰をずらして暴れようとする丸山に最後は両足をかけて絞めてタップを奪った。  試合後、葛西は「ご来場ありがとうございました。今回、KOしたかったんですけどすごく強くて、でも極められたんで、次、久米さんか天弥くん、空いているほうでお願いします。自分も世界で戦っていけるような選手になっていきたと思います」と語った。  またバックステージでは、「メインでバチバチの試合をしたかったけど組みでも極められる練習をしてきました。世界で戦う1人になりたいから、まずは目指すはキングオブパンクラス」と王座を目標とするとし、最後に「実家の『葛西果実』は林檎だったり、林檎ジュースは美味しいと評判です。ファイターじゃなくても1日1個食べると毎日快便でいいと思うので、皆さんもぜひ」と自慢の林檎を薦めた。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R 〇押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU)#2位 5勝5敗 77.4kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×村山暁洋(暁道場)#4位/第9代同級王者 23勝14敗9分 77.05kg 押忍マン「明日はフィニュシュを狙って盛り上げたいと思います」 村山「一本・KOで勝ちたいと思います」  1R、ともにオーソドックス構え。村山は左ジャブで益に。押忍マンは右の奥手を狙う。右を突くオスマン。被弾した村山にさらに左ジャブも圧力をかける押忍マン。村山も左ジャブ。押忍マンは右ロー。左インローの村山。  右カーフを打つ押忍マン。左ミドルも。村山は左インロー。押忍マンは踏み込んでの右ストレート! 金網にバウンドして戻す村山。押忍マンの左ハイはブロッキング。  ジャブを突く村山。左の蹴りを掴んだ押忍マンがテイクダウン。そこに強いパウンドで飛び込む。クローズドガードの中に入れる村山は下からこつこつパンチ。ジャッジ3者が押忍マンを支持。  2R、左ボディも突く押忍マン。右ロー、左ジャブと対角に散らす。ジャブの刺し合いのなかで右ストレートを届かせる押忍マン。右カーフもヒット。その蹴り足を取って右で詰める村山だが、回る押忍マンは右ロー。村山は左から右オーバーハンドをガード上に当てる。  詰めてカウンターを狙う押忍マンは右カーフ。さらに左のショートも。クリーンヒットはさせない村山に左ボディストレートの押忍マン。右カーフ、サウスポー構えからオーソに戻し、圧力をかけていくが、村山も右を思いっきり振って前に。前足にシングルレッグで組むが、足を抜いた押忍マンが圧力をかけ直しホーン。このラウンドもジャッジ3者が押忍マンを支持。  3R、右カーフを突く押忍マン。サウスポー構えも。鼻血を流す村山は右で詰めるとついに組手をつかみ、得意の大外刈テイクダウン!  そのままマウントになるが乗りすぎか、リバーサルした押忍マンが上に。クローズドガードの村山は得意の三角絞めも狙うが、腰を抱いて中央にステイする押忍マン。下の村山は右オーバーフックでスイープを狙うが、戻す押忍マン。  しかし、下から村山はキムラでスイープ! 腕十字も狙うがホーン。極めさせなかった押忍マンは苦笑いを浮かべた。  判定は3-0(30-27×2, 29-28)で押忍マンが勝利。試合後、「すみません。KO出来ず。今日は勝つことを優先しました。これが僕の新しいスタイルなんで、応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)6勝4敗・Fighting NEXUS同級初代王者 57.0kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×ジョセフ・カマチョ(Spike22)6勝3敗 57.05kg 浜本「明日は楽しみます。よろしくお願いします」 カマチョ「日本に戻って来れて嬉しいです。明日は頑張ります」 浜本(会見コメント)「PANCRASEに参戦するにあたって、一つ謝罪をしたいのが、以前、伊藤盛一郎選手と対戦をさせていただいて(2020年11月『ZST69』)その後、練習を一緒にさせていただいたりとか、仲良くさせていただいたのですけれども、今回PANCRASEに参戦することになって、もしタイミングが合えば、対戦させていただく機会が発生することも考えられます。その時は お互い全力を尽くして試合ができればという風に思っておりますので、気を悪くしないでください。よろしくお願いします。  PANCRASEは、常に昔から老舗団体として名を馳せていて、かつて船木誠勝選手や鈴木みのる選手が参戦していた団体で、僕もその2人が大好きで、よく名前は知っていました。ただ、僕は元々ムエタイとキックボクシングとラウェイとやってきて、MMAに参戦するようになってから、いろんな団体を見る中でパンクラスが非常に輝いて見えていました。そこで、このフライ級という階級を僕がさらに輝かせたいなと思って参戦しました。  相手はグアム出身の選手で、カイル・アグオンと同じジムということ。サウスポーで身長のわりにリーチが長いという情報と、あとは、ある程度オールラウンダーに近い形なのかなと思っています。特に何がすごいという印象は特にないです。僕は5勝のうち4つKOで勝っていて、パウンドとか普通にスタンドでのKOが多いんですけど、今回ちょっと一本で勝ってみようかなというか、そうなる可能性もあるなと。  もちろん参戦するからにはチャンピオン目指すんですけれども、この試合に勝って、僕が何位あたりにランクインするのか、それとも下位から戦っていかなければいけないのかにもよると思います。今回インパクトのある勝ち方をして、1位の人は多分結構強いと思うんですけど、正直2位以下の選手はそこまで強くないと僕は思っているので、(相手は)誰でもいいかなと。 (FightingNexusへの思いは?)NEXUSは大好きなんですけど、NEXUSを背負ってっていう思いが強すぎると自分の力が出ないと思っています。なので、そのNEXUSの重荷を一旦下ろして、PANCRASEで挑戦者として暴れ回りたい、拳を振り回して全員倒していきたいと思ってます」  1R、圧力かけるサウスポー構えのカマチョは左の蹴りから。オーソの浜本は右ストレート、右ミドル、サークリング。右の蹴り足を取って詰めてヒザ蹴りは浜本もローブローに。中断。  右外足を取るカマチョ。右ミドルの浜本だが、詰めるカマチョがダブルレッグテイクダウン。すぐに立つ浜本をダブルレッグ。そこにヒザを突く浜本。カマチョは離れる。右ボディストレートの浜本。  左フックから右ヒザを突く浜本。金網に詰めて右を突き、右ヒジも。体を入れ替えるカマチョは脇を潜り、バック狙い。しかし正対した浜本は右ヒザ! さらに首相撲にとらえて左右ヒザ! 左ヒザにカマチョが崩れる。がぶりの浜本。左ヒジ、ヒザと腹を効かせる。3者10-9で浜本のラウンドに。  2R、詰めるカマチョに右のテンカオは浜本。しかしカマチョも左ストレート! 詰めてダブルレッグテイクダウンも尻で座る浜本は金網背に立ち、首相撲ヒザ。右オーバーフックしての左ヒザも。カマチョもヒザを返すががぶり引き落とす浜本。立つカマチョは身体を寄せるが、スペースを作る浜本は首相撲ヒザで反対コーナーまで詰めて右ヒザ。  カマチョは尻下でクラッチして引き出すと背中につくが、すぐに正対した浜本は首相撲ヒザ。ダーティボクシングで対応するカマチョをとらえてがぶりヒザ。片足を上げて身体がくの字になるカマチョ。浜本は押し込みヒザ。右手を脇に挟み、離れようとするカマチョを逃さずヒザを突く。3者10-9で浜本のラウンドに。  3R、カマチョの左右ラッシュに浜本は押し込み。首相撲に。脇を差すカマチョの手を挟んで逃さずヒザ。しかしカマチョも体を入れ替えてダブルレッグテイクダウン。両足をまとめるが、足を抜いて立つ浜本。その立ち際にギロチン狙いのカマチョ。手を入れて防ぎ、首を抜いて立つ浜本は、押し込み右ヒザ!  ダブルレッグテイクダウンのカマチョに100%スイープをネルソンで狙いつつ立ち上がり。左ヒザを突く浜本。しかし、諦めないカマチョは尻下でクラッチし、マット中央にテイクダウン。金網使えず、浜本はディープハーフの形に。カマチョは細かいパウンドでホーン。  判定3-0(30-27×2, 29-28)で浜本が勝利。フライ級戦線に名乗りを挙げた。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇合島大樹(roots)11勝9敗2分 61.55kg[2R 3分31秒 TKO]×小原統哉(THE BLACKBELT JAPAN)4勝2敗 60.95kg 合島「6年ぶりの試合、楽しみたいと思います 小原「しっかり楽しみたいと思います」  1R、サウスポー構え小原はインロー。オーソの合島に左ストレート、左ミドル。右前手フックも。詰める合島は右ボディ! 左ジャブ。小原は左インロー。  左ボディも突く合島は金網に詰めて右ヒザ! さらに左ジャブ。小原の」右フックをかわす合島。組んだ小原は払い腰も。すぐに上を取る合島。下の小原はキムラも。前転して外す合島。  小原の左ストレートをかわす合島。右を当てた小原は前に! 左ストレートを被弾した合島は後退。シングルレッグにキムラを合わせる小原をまたいで上でホーン。3者10-9で、両手を着かせた小原を支持。  2R、シングルレッグの小原。切る合島。右ストレートを当てるが、小原の右をもらい、足が泳ぐ。さらに左ストレート! 小原も疲労したか、シングルレッグを切った合島が右を当てると、小原が後退!  右ストレートから左フックを当てて小原を後退させると右ヒザ! 小原がダウンし、合島がパウンドで試合を決めた。  6年ぶり復帰戦で勝利した合島は、「初めて効きました(笑)。久しぶりの非日常で辞めるに辞められない。ガッツマンの先輩の村山さんも出るので、繋げられてよかったです。奥さんと相談して続けるか決めます」と笑顔で語った。 [nextpage] 【プレリミナリー】 【第30回ネオブラッドトーナメント】 ▼ネオブラッドトーナメントライト級決勝戦 5分3R×原田直人(コブラ会)1勝1敗 70.65kg[1R 0分15秒 KO] 〇鈴木悠斗(パラエストラ八王子)4勝 70.7kg※鈴木がライト級優勝 原田「3戦全勝の相手との試合で楽しみです。自分は今までの相手とは違うので。しっかり盛り上げて勝ちたい」 鈴木「みんな会場を盛り上げて派手なKOをしたいと思います」  1R、ともにオーソドックス構え。左を当てる鈴木。一気に原田を詰めると飛び込みの右から左! さらに右を効かせてダウンを奪うと、左の返しで15秒、KO勝ち!  試合後、鈴木は「パラエストラ八王子の鈴木悠斗です。優勝できて良かったです。高木(凌)先輩にいいKOを届けられたと思います。これから世界に行くんで、よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼ストロー級 決勝戦 5分3R×織部修也(CAVE)52.4kg[判定0-3] ※27-30×3〇船田侃志(和術慧舟會HEARTS)52.55kg※船田がストロー級優勝 織部「押忍、明日はやることはもうやってきたんで、明日はそれを爆発させるだけです」船田「織部選手には1年前に負けて、この1年で僕の方が成長したと思っているので必ず勝ちます」  1R、前に出る織部に船田はシングルレッグに。切ってケージに押し込む織部。押し込みシングルレッグの船田は、ケージに詰めてボディロック。オーバーフックの織部の投げ狙いにバックに回る船田は四の字ロック。フェイスロックに前に落とそうとする織部だが、船田がバックキープ。腕十字に移行もホーン。1Rは3者10-9で船田。  2R、織部は右カーフで船田のバランスを崩すと、船田は組んで立ち上がり。織部は体を入れ替えて離れて、船田の右をかわすが、船田はシングルレッグで倒してバックテイク。織部の立ち際に背中に乗ってリアネイキドチョーク狙い。スタンドで4の字ロックの船田。  落とした織部に着地した船田はシングルレッグへ。がぶりの織部はサイドバックでパウンド。しかしすぐに足を手繰りボディロックする船田。クラッチ切れシングルレッグに切り替える船田をスプロールしてこつこつ突く。3者10-9で船田を支持。  3Rもダブルレッグテイクダウンは船田。織部を寝かせて左を枕にハーフから左脇に頭を入れて押さえ込む。背中向けた織部のバックを奪い、4の字からおたつロック。首は守る織部は叫びながら立ち上がるがホーン。判定は3-0(30-27×3)で船田が勝利。2024ネオブラ・ストロー級で優勝を果たした。 [nextpage] ▼フェザー級 準決勝 5分3R〇敢流(パンクラス大阪稲垣組)65.9kg[3R 3分15秒 TKO] ※マウントからのパウンド×沢木純也(SUBMITMMA)66.2kg※敢流が決勝進出。望月と対戦へ 敢流「明日は僕の試合見たらみんなビビると思うのでご注目ください」 沢木「自分らしい試合をしてしっかり勝ちたいと思います」  1R、ともにオーソドックス構え。沢木はジャブから。敢流も右カーフを返す。左をかわして組んだ敢流は右で差してクラッチ。  ボディロックで投げて上に。スクランブルする沢木のバックから再び後方に投げてコントロール。しかし、沢木もブリッジから立ち上がり。  ジャブ&ローの沢木。敢流も左ジャブをかわすが右ミドルは被弾。右で差して組む敢流が金網に押し込むと投げ。しかしすぐに戻す沢木は右ヒザを突いて離れると近い距離でワンツーから左フック!  ダウンした敢流だが右で差して押し込み。脇を潜りバッククリンチ。たすきに組もうとするが脇を潜る沢木。3者沢木を支持。  2R、互いに右ロー。沢木のワンツーに右を打ち返す敢流! 組んで金網に詰めてボディロックテイクダウン! さらに腕十字へ。  これをまたいで外した沢木は、右を当てて敢流を崩すと、立ち上がる敢流をボディロックテイクダウン! しかしスクランブルする敢流が上を取り、肩固め! これも内側を向いて外した沢木。  右を振ってダブルレッグテイクダウンは敢流! 蹴り上げの沢木の足をさばいてサイドからパウンド! ヒジを突く。後転する沢木を潰してマウント&パウンド!  バックマウント、マウントに移行しパウンドラッシュ!レフェリーを見るが、沢木も頭を抱えて凌ぐ。  3R、右ローから遠間からシングルレッグで押し込み、背中を見せた沢木に敢流がバックテイク。  背後から細かいパウンドからマウント! バックマウントで身体を伸ばしてマントでパウンドラッシュ!敢流が試合を決めた。 [nextpage] ▼フェザー級 準決勝 5分3R〇望月貴史(BRAVE GYM)66.1kg[判定3-0] ※30-27×3×石塚将也(DIARIO)66.0kg※望月が決勝進出 望月「BRAVEジムのみんなのおかげでしっかり仕上げてこれたので上に行きたいと思います」 石塚「やることきっちりやってきました。勝ちたいと思います。試合を通して成長できるように頑張ります」  1R、先に右ローの石塚。望月はシングルレッグで金網まで押し込み回すが、頭を押さえる石塚。望月は腰を引いてテイクダウン。金網背に座る石塚の両足を束ねようとするが、足を抜いて立ち上がる石塚。四つに持ち込むと、望月は再びシングルレッグへ。その顔を剥がしてチョークを狙う石塚。  ヒザを立ててダブルレッグテイクダウンする望月。すぐに立つ石塚のバックを奪い、横に崩して、アームロック狙いの石塚の背後から細かいパウンド。3者望月を支持。  2R、右カーフの石塚。遠間からシングルレッグでケージまでドライブする望月。押し込まれた石塚はアームロック狙いも解除。望月はダブルレッグに移行しテイクダウン。ギロチン狙いも上を取り返した石塚にシングルレッグでレッスルアップ、立つ石塚の足を手繰る。3者望月のラウンド。  3R早々に、シングルレッグで飛び込む望月。ヒザを狙う石塚にダブルレッグテイクダウン。石塚の手繰りにがぶりダースチョーク狙いも、そこにキムラを合わせてバック狙いの石塚。しかし望月は正対して上に。  フルガードの石塚だが背中を着いてしまう。そこに噛みつきパスを狙う望月。ハーフから脇下に頭を入れて、腰にヒジも突き、石塚を寝かせる。肩固めを狙う望月だがパスはならず。上からパウンドし、ホーンに咆哮した。判定3-0(30-27×3)のフルマークで望月が勝利した。 [nextpage] ▼バンタム級 二回戦 5分3R〇山口怜臣(TIGER MUAY THAI/ALIVE)61.6kg[判定3-0] ※29-28×3×宮下 将(UNITED GYM TOKYO)61.6kg※山口が準決勝進出 山口「自分のやることをやり切ります」 宮下「自分の強みを出せるように頑張ります」  1R、山口の左右に宮下が金網まで押し込み右で差すが、体を入れ替える山口。左で差して押し込みクラッチすると、宮下はがぶりギロチンチョークで体を入れ替え、引き落としバックへ! 4の字ロックを組んでバックコントロール。背後からパウンドし、リアネイキドチョークを狙う。ジャッジ3者が宮下支持。  2R、先に左右連打で前に出る山口。被弾し金網に詰まる宮下はシングルレッグもスプロールする山口。ガードに入れる宮下はクローズドガードからラバー狙いも上体を立てる山口。宮下の蹴り上げをさばいてパスガード! サイドからバギーチョ-クを狙うが、すぐに解除。  上の山口は右で脇差し押さえ込み、左でパウンド。背中を着かされた宮下はブリッジも動けず。しかし右足で大きく跳ね上げてスイープ。トップを取り返してホーン。3者山口が取り返す。  3R、サウスポー構えから左を突いて金網に詰める山口! 打撃戦を嫌って組んで引き込む宮下。ブレーク。ダブルレッグを切る山口。パスガードでサイドを奪う。  強いパウンド。ハーフに戻す宮下に再びサイドに出てノースサウスチョークも狙いながら、下からシングルレッグを狙う宮下を押さえてパウンド。宮下の蹴り上げに離れて上から蹴ってホーン。判定3-0(29-28×3)で山口が勝利。準決勝進出を決めた。 [nextpage] ▼バンタム級 二回戦 5分3R〇宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)61.25kg[2R 2分00秒 TKO]×寺本雄輝パラエストラ西東京)61.4kg※宮城が準決勝進出 宮城「見てる人が熱くなるような試合ができたらと思います」 寺本「お互いにKO決着目指しているので、一番盛り上がる試合になると思います」  1R、宮城は右の後ろ蹴りもローブローとなり、中断。再開。寺本はワンツーからダブルレッグ、ボディロックテイクダウン。片足を挟んで腰を抱くが、金網背に座る宮城は細かいパウンド。脇下に頭を突っ込み、宮城の立ち際を再び引き出す寺本。  残り1分で横に寝かせると、下の宮城はアームロック狙い・それを潰した寺本がパウンドも、そのスペースで立ち上がる宮城も左を突く。2名が寺本を支持。1者宮城。  2R、右ローは寺本。宮城は左右で出入りも、圧力をかける寺本は右ロー。宮城は左右で詰めるも突き放す寺本。オーソから左ミドルも突く。  右で飛び込む宮城も軸がブレ始める。しかし、右ローからすぐに右を当てた宮城が、寺本の足が揃ったところに左右を連打し、レフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼バンタム級 二回戦 5分3R〇白井誠司(和心會)61.45kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×梅原規祥(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)61.4kg※白井が準決勝進出 白井「今回も前回と引き続き楽しんで勝ちに行きたいと思います」 梅原「試合が出来ることや応援やスポンサーを当たり前と思わず、強い本気をぶつけるので楽しみましょう」  1R、ともにサウスポー構え。バンタム級に戻して2戦目の梅原は左ローから。半身構えを見せながら右ジャブを突き、シングルレッグも切る白井。トリッキーに横に前転すると、そこに組む梅原を切る。  右から左を振る白井。かわす梅原はバックフィストを空ぶりした右ミドルハイを肩口に当てる。右ジャブを突く白井。さらに左ロー。梅原は左アッパーは空振りもシングルレッグから金網までドライブ。差し上げ四つに組む白井に梅原は押し込みパンチ。3者10-9で白井を支持。  2R、先に組む梅原。脇を潜りスタンドでバッククリンチ。正対した白井は差し返して離れる。白井は左ローをヒット。組んで押し込む梅原にヒザを突くもローブローに。中断。再開。梅原は白井の左を潜ってシングルレッグからダブルレッグもテイクダウンは出来ない。回してスタンドバックから殴る白井! 離れる梅原。シングルレッグからケージに押し込みブザー。2者白井、1者梅原を支持。  3R、先に詰める梅原を切る白井。右前手フックの梅原。白井の打ち返しに組んで差すも四つに持ち込む白井。梅原は横に崩すが戻す白井。離れて右を振ってシングルレッグの梅原を切ってギロチンチョーク狙いの白井。離れる梅原。  右前手フックの白井の打ち終わりに組む梅原は金網に押し込みダブルレッグテイクダウン。そこにアームインギロチンチョークを合わせる白井。クローズドガードの中で絞めるが、梅原は中腰になり首を外してパス狙いも、白井が金網使い立ち上がりホーン。判定3-0(30-27×2, 29-28)で白井が勝利。 [nextpage] ▼バンタム級 二回戦 5分3R〇荒田大輝(パラエストラ八王子)61.3kg[2R 4分41秒 リアネイキドチョーク]×目怒頑丈(T-BLOOD)61.65kg※荒田が準決勝進出 荒田「圧倒的に勝ちます。よろしくお願いします」 目怒「明日も自分のスタイルを貫きます」 [nextpage] ▼フライ級 準決勝 5分3R〇岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)56.7kg[判定3-0] ※29-27×3(2Rに岸田にイエローカード)×金澤臣人(リバーサルジム横浜グランドスラム)56.8kg※岸田が決勝進出 岸田「コンディション的に抜群なので一本かKOで勝ちます」 金澤「お互い1試合前で跳びつき三角で勝っているので、見ている人も僕自身も楽しい試合にしたいと思います」 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R×加藤泰貴(RODEO STYLE)5勝4敗 65.8kg[2R 4分20秒 TKO] ※パウンド〇タカリンダマン(和術慧舟會HEARTS)1敗 65.8kg 加藤「メインカード枠昇格に近づけるよう内容にこだわりフィニュシュします」 タカリンダマン「格闘技業界の先輩から学んでで全部ブンどりたいと思います」 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇渡辺謙明(パラエストラ東京)8勝12敗 61.25kg[判定3-0] ※※29-28×2, 30-27×中村大信(Battle-Box)2敗 60.8kg 渡辺「バンタム級に落として初、自分でもどれだけ出来るか楽しみです」 中村「やるべきことはやってきました。相手を倒し切りたいと思います」 【写真】渡辺がテイクダウンからコントロール。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇水戸邉荘大(TRIBE TOKYO MMA)3勝 56.85kg[1R 2分14秒 KO] ※ボディロックテイクダウン→パウンド×西塚丈人(パラエストラ八戸)1勝3敗 56.35kg 水戸邉「しばらくぶりの試合復帰。第一試合らしい試合で勝とうと思います」 西塚「53歳の誕生日が1カ月後、パンクラス新人でパラエストラ八戸代表及びハイブリッドレスリング八戸事務局長。グローバル・ファイティングスポーツ・ゲーム=GFGからやってきました。明日のPANCRASEのケージが玉手箱になるのか、パンドラの箱になるのか。水戸邉選手、会うのを楽しみにしていました。よろしくお願いします」
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