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レポート

【ONE FF】片島聡志がKOでボーナスゲット!ティーヤイの強打で佐藤執斗が48秒KO負け、エストゥピニヤンが大森弘太を27秒KOで衝撃デビュー

2024/05/24 22:05

▼第2試合 キャッチウェイト(57.15kg)ムエタイ 3分3R
×チャン・ルーミン(中国)
KO 2R 0分43秒 ※左ボディ
○片島聡志(Kick Life)


 片島は2010年9月デビューの33歳ベテランで、元WPMF世界スーパーフライ級王者。そのほとんどのキャリアをムエタイルールで積んできた。2024年2月にはRIZIN佐賀大会に出場し、石郷慶人から判定勝ち。4月の『ONE Friday Fights 58』でONEに初参戦したが、石井寿来(=ジュライ・ウォーワンチャイ)との日本人対決で判定負け。戦績は30勝23敗。


 ルーミンは今回がONE初出場の21歳。戦績は7勝4敗。


 1R、前蹴りを出す片島にルーミンはスピードのあるワンツーから後ろ廻し蹴りを見せる。勢いのあるルーミンは全弾フルパワーのような攻撃を繰り出し、バックハンドブローも放つ。そのバックブローをかわした片島の右ストレートで一瞬ダウン仕掛けるルーミン。好戦的なルーミンは打ち合いに行き、ヒジでも出し合う。


 しかし、残り1分を過ぎると序盤の勢いがなくなってきたルーミン。疲労を感じさせるルーミンに片島はボディへの前蹴り、左ストレートからボディの連打。さらに首相撲でコカす。コーナーに詰まるルーミンへ右ヒジの連打を見舞った片島。


 2Rも前蹴りをボディに連打、右ストレートからボディを叩く片島。ジャブの連打で下がるルーミンに片島が右ボディを連打、そして右ヒジから左ボディを決めると、ルーミンはその場に崩れ落ちて片島のKO勝ちとなった。


 片島には35万バーツ(約150万円)のボーナス。「めっちゃ嬉しいです。家族で旅行に行きます」と、片島は笑顔を輝かせた。

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