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3月10日(日)大田区総合体育館にて開幕するRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES』に参戦予定だったロッタン・ジットムアンノン(タイ)が58kgトーナメントを欠場することがRISEから1月21日、発表された。
RISEによれば、2018年にロッタンのジムサイドから参戦合意を得たものの、「契約元のONEとの話し合いが上手く進まず今年に入り数回協議しましたが、ONEからの最終の返答で試合スケジュール期間が合わない為、参戦不可能となり欠場」となったという。
そこで代替選手として参戦が決定したのが、同じくタイのルンキット・モーベストカマラー(※後日リング名がルンキット・ウォーサンプラパイに変更)。
ルンキットは2018年10月にロッタンとラジャダムナンスタジアムタイトルマッチで対戦し判定勝利し新王者となった18歳。これでスアキム(ルンピニー王者)に続きタイ二大殿堂スタジアムの現王者が58kgトーナメントに参戦することとなった。
ロッタンとの再戦を今回のトーナメントの目標のひとつに掲げていた那須川天心にとっては、モチベーションが心配だが、ロッタンに勝利しているルンキットの参戦は、出場選手にとって新たな脅威となることは間違いない。
◆ルンキット「このトーナメントで僕が負ける可能性は0パーセントだ」
「タイでも話題になっていたRISEに出場できることになりとても嬉しい。ロッタンが日本で有名になったみたいだけど、そのロッタンは僕には勝てないからね。このトーナメントで僕が負ける可能性は0パーセントだ」
ルンキット・ウォーサンプラパイ
1996年1月20日生(18歳)タイ・ラノーン県出身、ウォーサンプラパイジム。現ラジャダムナンスタジアム スーパーフェザー級王者。173cm。
◆伊藤隆 RISEクリエーション代表「ONEと協議してまたオファーしたい」
「ロッタン選手の欠場についてファン方々には大変申し訳なく思います。今後ロッタン参戦が全くなくなった訳ではなく、タイミングを見てONEと協議してオファーしたいと思います」
◆ルンキット招聘元・佐藤孝也 MuayThai Super Fight代表
「ルンキットは灼熱の国のアイスマン」
「ルンキットは若干18歳ながら、2018年10月にロッタン・ジットムアンノンとラジャダムナンスタジアム・スーパーフェザー級タイトルマッチを行ない5R判定勝利。同じくこの58kgトーナメントに出場するスアキムには2018年のラジャダムナンスタジアム生誕記念興行で大接戦の末敗れているものの、2月1日に再戦が決まっています。サウスポーからの左ミドルでどんな相手でも冷静にコントロールし冷酷にとどめを刺す、“灼熱の国のアイスマン”。現在、セクサンとともに最もタイで注目を集めるヨード・ムエ(超一流選手)です」
【変更カード】
▼RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament(Bブロック)1回戦 3分3R延長1R -58kgトーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ジットムアンノンジム/ルンピニー認定スーパーフェザー級1位、ラジャダムナン1位)
フレッド・コルデイロ(ポルトガル/K.O.TEAM/DUELライト級王者)
↓
▼RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament(Bブロック)1回戦 3分3R延長1R -58kgトーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
ルンキット・ウォーサンプラパイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム スーパーフェザー級王者)
フレッド・コルデイロ(ポルトガル/K.O.TEAM/DUELライト級王者)
【-58kgトーナメント出場外国人選手コメント】
◆フェデリコ・ローマ(vs那須川天心)
「私は“小さな巨人”と呼ばれている、WKN世界チャンピオンです。パンチ、キック、ヒザのパワーは同階級には負けないよ。メイウェザーはパンチだけだけど私はすべて使える、テンシンは覚悟して待ってて欲しい。私は勝つ為に日本へ行くよ!」
◆スアキム・PKセンチャイムエタイジム(vsタリソン・ゴメス・フェレイラ)
「3月10日に日本のRISEのトーナメントに出場します。絶対に優勝します、応援宜しくお願いします」
◆タリソン・ゴメス・フェレイラ(vsスアキム)
「俺はRISE WORLD SERIESのチャンピオンになる男だ。日本で試合をするという長年の夢が叶った。俺はこの機会を絶対に逃さない。日本で歴史を作って第二の故郷にするつもりだ。対戦相手は歴戦の勇者で尊敬に値するが俺は怯まない。俺の前に立ちふさがる奴は誰だろうとブッ飛ばすだけだ。俺にはその覚悟と自信がある」
◆フレッド“The Joker”コルデイロ(vsルンキット・モーベストカマラー)
「(※対戦相手がロッタンと発表時のコメント)また日本で戦えるのを楽しみにしていたよ、ロッタンはとても強いファイターだから尊敬している。でも勝つのは私だ。テンシンとは3年前に戦って負けているから、リベンジしたいね。あの時より私は確実に強くなっている、それを日本で証明するよ!」
◆ウラジスラフ・ミキータス(vs志朗)
「今回は、最も権威あるRISE WORLD SERIESに参加でき、そして世界で最高の選手たちと戦うことが非常に光栄です! 日本は世界で有名なキックの盛んな地であり、私を含めてすべての選手は日本のリングで戦うことを夢を見ています! また、日本のファンが世界で最高のファンであるとも聞いてそしているので、私は美しく勇敢な戦いで喜んでもらい、このトーナメントで優勝します!」
【-61kgトーナメント出場外国人選手コメント】
◆セクサン・オー・クワンムアン(vs大雅)
「私はセークサン・オー・クワンムアンです。今回の試合はムエタイ選手の代表として全力で頑張りたいと思います。タイガ、調子はどうだ? オレは調子はいいぜ! 全力で試合に臨むからしっかり仕上げて来い」
【参考 セクサンvsヨードレックペット】
◆ヘクター・サンチアゴ(vs対戦相手調整中)
「RISE61kgトーナメントで戦うヘクター・サンチアゴです。俺のバックグランドはアグレッシブなボクシングだ。俺は常に前進する戦いが好きだ。 対戦相手は、みんな非常に異なるスタイルを持ってるから、私はそれらのそれぞれに戦略を立てなければならないだろう。このトーナメントでは 、最も賢い人が勝ちます。日本のファンに名前を覚えてもらい、喜んでもらう試合をするよ。俺は子供の頃から日本で戦うことを目指していたよ。そして3月10日に誰もがHector Santiagoを知ることになるだろう!」
◆チャンヒョン・リー(vs裕樹)
「韓国代表してRISE WORLD SERIESに参戦できて光栄です。現在、私はKNOCK OUTトーナメントに参加(2月11日『KNOCK OUT』で森井洋介と対戦)していますが、RISEと KNOCK OUTの両方で優勝します。現RISEチャンピオンとして、私は強くてエキサイティングな戦いを見せます。私は日々激しく鍛錬してます。私の戦いを楽しみにしてください」
◆ル・ジュン(vs梅野源治)
「今回、RISE WORLD SERIESで、唯一の中国人として戦えることが非常に光栄に思います。一回戦から日本ムエタイの至宝・梅野源 治選手と戦うことになり、元ラジャダムナン、WBC、WPMFの三冠王のファイターとして敬意を持ってますが、リングの上では全力尽くしてハイレベルな戦いを見せます! そして中国の“黒豹”の実力を日本のお客さんに覚えてもらいます。まず一回戦を突破して、確実にRISE61kgベルトを手に入れるように頑張ります! 準備はできたか、梅野源治!」