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【K-1】記者会見延期の理由は「マッチメイクの編成上、発表出来なくなった」ため。与座、松倉はスタンバイ済み「思い切ったカードを組んでみたい」

2024/05/15 14:05
 2024年5月15日(水)正午から予定されていた、7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2024』の第二弾対戦カード発表記者会見が延期となった。  K-1ガールズ2024のメンバーお披露目会見のみが行われ、終了後、カルロス菊田K-1プロデューサーと宮田充Krushプロデューサーが囲み取材を行った。  宮田Pは「マッチメイクの編成上、発表出来なくなりました」と以下のように理由を説明。 「まず55kgの世界トーナメントですが、(新体制での)K-1で軽量級世界トーナメントは初めてということもあり、アジア諸国、欧米、日本と打ち出して外国人選手4人をこれからと発表したことに端を発して各国から売り込みがあって、今までK-1に上がったことがない国からも来ました。2人は決まっているんですが、あとの2人は入れ替えてもいいかなと思っています。より良いメンバーを用意するために時間がかかっている状況です。決まった者からリリースで発表していってもいいかなと考えています。2人は決まったので、整えているところです」と、今大会で開幕する「-55kg世界最強決定トーナメント」の外国人参加選手の選定をやり直していると説明。  スーパーファイト(ワンマッチ)に関しては「けっこう怪我やコンディションが整わない選手がわりといて、出場が当確と言えるのはライト級王者の与座優貴選手はスタンバイ済み、ミドル級王者の松倉信太郎選手はどんな相手でもいい、体重を上げてでも面白い相手を用意してくれとのことでこちらもスタンバイ済みです。フェザー級王者の軍司泰斗選手とスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス選手は両階級が下からの追い上げが凄く、選手層が厚くて王座を狙っている選手が多いので、防衛戦はどうかと投げているところです」と、選手の怪我などでマッチメイクが思うように進んでいないと説明した。  3月大会でK-1 WORLD GP女子フライ級王者となったSAHO(闘神塾)は「海外関係者からも3月大会で試合後の評判が良かったので、女子エースとして試合を組みたいと思ったんですが、足の指骨折で間に合わない。リュウ・ツァーも怪我で7月は間に合わない状況です」と、試合を組みたかった選手が欠場ということに。  宮田Pは「思い切って若い選手、そろそろ世代交代ということで思い切ったカードを組んでみたい。キャリアが浅くても大久保選手を55kgのトーナメントに抜擢しましたが、ああいう選手の器用も考えています」と、世代交代を感じさせる選手たちを起用したいという。 「70kgのトーナメントがリザーブファイトも含めて8試合、55kgのトーナメントが4試合、ワンマッチ6試合の本戦は18試合くらいで考えています。早ければ今週、来週くらいにはカードを出したい。基本は会見ですが、決まったものから出していくことも考えています」とした。  70kgトーナメントのワイルドカードについては、カルロスPは「言いたくてもまだ言えないです。メディアもファンも知っている名前ですが、まだ交渉中の部分があって。彼らがK-1に出るだけじゃなく周辺の事情もあって言えません。3~4人に候補を絞りましたが、ファイトマネーや他のプロモーターの関係があってもう少し時間かかりますが、5月内には発表できると思います。皆さんが知っている名前が出てくることになります」と、名前のある選手と交渉中だという。  また、無差別級世界GP予選に関しては「アメリカ大会のスケジュールに調整が入って日程がずれる可能性があります。6月のボスニア・サラエボ、イタリアは確定です。サラエボはPRと放映のワーキングチームが立ち上がり、5月29日にはボスニアで記者会見があります。そこでフルカードの発表になります」と、サラエボからスタートすることになりそうとのこと。  各地区予選の出場メンバーに関しては、各プロモーターが選出した選手を日本側で確認し、決定するという。 「ある意味モンスターが一人出ます。ボスニアにはクラウディオ・イストラテ(イタリア/コンバットジム)が出ることが決まっていますが、“ボスニアのライオン”と言われるアドナン・レズヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/グラディエータージムサラエボ)が出場します。彼が登場すると会場がフルになるそうです。もしかしたら優勝するかもしれない。ボスニア大会には東欧の選手がたくさん出ます。映像を見て凄い選手がたくさんいることが分かりました」と、未知の強豪が現れる可能性は高いとした。  最後に宮田Pは「今大会は新しさを出していきます」と締めくくった。果たして、どんなカードがラインナップされるのか。
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