2024年4月28日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.160』で、ラウンドガールユニット「Krushガールズ2024」が初舞台を踏んだ。
冨樫秋穂(26)をキャプテンに、成沢紫音(27)、萩野心(18)、杉本愛莉鈴(23)、瀬戸なみ(29)、百田汐里(16)の6名で構成された今回のKrushガールズたちが、同大会のMY BEST FIGHTを選んでSNSにて発表している。
冨樫秋穂はメインイベントの第8試合で行われた、ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs.塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を選出。
1Rに2度のダウンを奪って判定勝ちしたこの試合を、冨樫は「ゴンナパー選手の強さはやっぱり凄かったのですがそれ以上に塚本選手のガッツに心打たれました。素晴らしい戦いを見せてくださった両選手ありがとうございました!」と、ダウンを奪われながらも逆転を狙って立ち向かっていった塚本のガッツに心を打たれたとした。
成沢紫音はセミファイナルの第7試合で行われた、稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)vs.林健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)を選出。
「K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」と銘打たれた4試合の中で、唯一Krush側がK-1側の選手を判定で破った一戦に、成沢は「序盤からパンチと膝で攻めていく稲垣選手に対して、前に出て応戦する林選手、1R後半では稲垣選手の左ストレートがカウンターで入り、林選手からダウンを奪いました…! 2R、3Rも試合を優勢に進めて、結果は稲垣選手の判定勝利となりました! この試合では稲垣選手のジャブの上手さやノーモーションの左ストレート、長身から繰り出される膝蹴りなど、どの攻撃も目を引きました! Krush王者としての強さを見せつけて勝利した稲垣選手おめでとうございます」と、アツく綴り稲垣の勝利を称えた。
萩野心も同じく稲垣vs.林の一戦を選出。「初めての生の試合迫力がすごかった。その中でも、林健太選手vs.稲垣柊選手の試合。稲垣選手のパンチの素早さ膝蹴りなどの攻撃力とダウンを奪われても攻め続ける林選手に魅了されました」と、両選手が持ち味を発揮した試合に魅了されたという。
杉本愛莉鈴は第6試合の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs.寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)を選出。
2022年6月の再戦となり、佐々木が1R2分19秒、TKOで寺島を返り討ちしたこの一戦に「私は佐々木選手と寺島選手の試合見ててすごくドキドキしました。会場の熱気もかなりあって目をキラキラさせながら見てました! 最後の選手インタビューも良かった。感動の試合をありがとうございました」と、興奮と感動を覚えたとする。
瀬戸なみも同じく佐々木vs.寺島を選出し、「全試合興奮あり迫力ありで悩んだ中1番印象に残った戦いは佐々木大蔵選手vs.寺島輝選手の戦いです。攻めの1R KOは鳥肌がぶわぁーと! 大蔵選手の勝利の時応援していた方々の興奮と熱気の歓声が凄すぎます! 勝利インタビューの時大蔵選手の涙には私もつられて涙が」と、試合後のマイクも含めてよかったとした。
そして、最年少16歳のラウンドガールとして話題の百田汐里は稲垣vs.林を選出し、「どの試合も凄く迫力があって素敵でしたが、K‐1vs.Krushの林健太選手と、稲垣柊選手の試合です! 林選手の精神力の強さにも魅せられましたが、稲垣選手の素早いパンチと正確さ、ガードの強さが凄く印象的でした。素晴らしい戦いをありがとうございました!」と、稲垣の技術に魅せられたようだ。
これで稲垣vs.林が3人、佐々木vs.寺島が2人、ゴンナパーvs.塚本が1人という結果に。
Krushガールズたちは今後も、大会が終わる毎に自分たちのSNSにてMY BEST FIGHTを発表していく予定だという。