2019年9月1日(日)東京・新宿FACEにて開催される『DEEP JEWELS 25』の第3試合、DEEP JEWELS KICKルール51kg以下3分3Rで、ジェット・イズミ(フリー)と対戦するKAI(リバーサルジム立川 ALPHA)。
両者は2017年10月の『GRANDSLAM 6』にてMMAルールで対戦し、KAIが勝利を収めている。KAIはジェット戦での判定勝利後、同年12月に『Road FC 45』でイム・ソヒに判定負け、2018年3月にはARAMIに判定負けと連敗中。今回は自ら望んだキックルールでジェットと対戦する。
「実は去年の9月に、練習中に膝を怪我してしまって、病院で治すのに手術しかない、手術すると復帰までに1年くらいかかると言われた時に、年齢のことも考えて1年間も練習出来ないともうプロとして戦う事ができないかもと思って結構泣いてました。テーピング巻いて騙し騙しでやるとも考えましたが、ジムの金原代表に相談して、ちゃんとやりたいならちゃんと治しなさいと後押しして頂いて、手術を受けることにしました、しかも両膝、2回手術を受けて2回入院しました」と、苦しい状況にあったことを告白するKAI。
ダッシュもできるようになった。RIZINに出場した前澤智(左)とは同門「手術後のリハビリもなかなか大変だったんですが、ジムの皆に励まされ、助けられて、やっと今回JEWELSのリンクに戻って来られたので、この1年間の悔しい気持ち、感謝の気持ち、復帰できた嬉しい気持ちを全部試合にぶつけたいです」との想いを語る。
再戦となるジェットについては「ジェット選手はなんとなく面白そう(笑)。話したことはないですが試合が終わったらキャラ作りについてぜひ話を聞きたいです。2年前にMMAで1回対戦して、その時は残念ながら判定勝ちだったんですが、今回はちゃんと倒しにいきます。膝に金属が入っててとても頑丈なので、膝蹴りでKO狙いたいです」と、今回はKOで完全決着をつけたいという。
愛犬のロッティちゃん(3歳)と 実に1年半ぶりの試合となるが「試合は久しぶりですが、手術の翌日からベッドの上で腹筋と腕立てを始めて練習も4月から復帰したので、準備はバッチリです」と、入院中もできることをやっていた。1年半ぶりの試合、2年ぶりの再戦で存在感を示すことができるか。