昨年はエキシビション、今年は勝敗がつく試合に挑戦したいと意欲を見せた小浜
2024年7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX』の記者会見が、4月26日(金)都内にて行われた。
会見の冒頭では、9月1日(日)東京・新宿FACEで開催される『K-1甲子園2024』および『K-1カレッジ2024』の応援サポーターに松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)と昨年に引き続き2年連続となる小浜桃奈が就任したことが発表された。
松山は「出る選手も大会自体が盛り上がっている方がやる気も出ると思うので盛り上げられるように頑張りたい」、小浜は「初の2年連続で驚きと嬉しい気持ちでいっぱいです。昨年以上に盛り上げて行けるように頑張ります」と、それぞれ就任の挨拶。
どうやって盛り上げて行きたいかとの質問に、松山は「プロの試合だったら煽りVとか試合前から盛り上がると思うので、SNSで告知したりして大会に注目を集めたいと思います」、小浜は「私は昨年応援サポーターになったことをきっかけに、K-1に興味を持ってハマっていってたくさん会場に足を運びました。会場で見る面白さを実感したので、それを皆さんにも味わっていただけるようにSNSなどで発信して拡散や告知を頑張りたいと思います」と、Z世代らしくSNSを活用していきたいとする。
K-1甲子園2020 -60kg王者で、現在Krush&K-1で6連勝と大活躍中の松山は「自分はK-1甲子園で優勝したことで自信がついて、プロでやっている根本は甲子園で優勝したことなので、出る選手には優勝すれば自分の夢が叶っていくので頑張って欲しい」と、先輩としてメッセージ。
小浜は試合への期待を聞かれ「選手の想いが伝わる試合は間近で見ていると感情移入してきて、私も声を出して会場で応援していたので、そういう魂と魂のぶつかり合いを見てみたいと思います」と答える。
2人の両大会の見どころは、「プロは3分3Rですが、甲子園とカレッジは2分1Rと短いのでプロとは違った迫力に注目して欲しい」(松山)、「甲子園とカレッジを経験してKrushとK-1で活躍している選手は多いので、未来のスターを間近に見られる、どうやって成長していくのかの成長過程を見ることが出来るのが魅力です」(小浜)と説明した。
松濤館流空手の全日本強化選抜選手にも選ばれたことがあるため、昨年は菅原美優とのエキシビションマッチに挑んで大会の盛り上げに一役買った小浜は、今年はどんなことに挑戦するのかと聞かれると「サポーターを2年連続で務めるのは初めてですし、去年と同じではつまらない。去年はエキシビションで判定がつかない試合だったので、今年はそれを超えてとなると判定が付く試合なのかな…という風に個人的には思っていて。どうなるか分かりませんが、上を目指していきたいのでどうでしょうか?」と、なんと勝敗がつく試合をやってみたいという。
これに宮田充Krushプロデューサーは「可能性は否定しません。前向きでいいんじゃないですかね。ルール設定とか、相手と揉めたりも含めてイベントっぽくやって、そんなに体張ってくれる人もいないと思うので素晴らしいと思います」と、小浜の提案に乗り気。
松山は「自分が教えられるか分かりませんが頑張ります。(セコンドもどうかと聞かれると)頑張って応援します」と、全面的にバックアップしたいと答えた。
果たして、小浜の今年の挑戦はどういう形になるのか。注目される。
また、カルロス菊田K-1プロデューサーは「ガンガンこれから世界へ向かって、海外からもアマチュアをやってみたい、甲子園はどうやるんだとか、アメリカはカレッジフットボールが盛んなので、カレッジも問い合わせが来ています。インドからもアマチュア大会をやりたいと来ています」と、K-1アマチュアにも世界から問い合わせが来ていることを明かした。