K-1 WORLD GP世界予選の復活第一弾となるイタリア大会の記者会見が行われた(C)K-1
2024年4月19日(金=現地時間)、イタリア・シチリア州のノルマンニ宮殿にあるシチリア州議会場において、7月27日に開催を予定している『K-1 WORLD GP 2024 in Sicily』の記者会見が行われた。
同大会の会場は、ロゾリーニのガリバルディ広場になることが発表された。ここは屋外のオープンスペースとして観光客も多く集まる場所で、注目を集めることは必至だ。
『K-1 WORLD GP 2024 in Sicily』では、12月14日(土)に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる『K-1 WORLD GP 2024 in Tokyo』への出場切符をかけた無差別級8名による1dayトーナメント7試合が組まれる予定だ。同トーナメントを優勝した1名が、東京で行われるFinal Tournamentへ駒を進めることとなる。
記者会見ではシチリア州のリッカルド・ジェンヌッソ議会議員がK-1に対して熱い想いを語り、イタリア国内での関心が高まっていることを感じさせた。
K-1のカルロス菊田プロデューサーは、映像メッセージで「K-1WGPがイタリアのシチリア島に上陸します。7月の大会では皆さんが渇望する、素晴らしい選手が素晴らしい闘いを繰り広げてくれる事でしょう。そして、トーナメントの勝者は、12月の東京大会へ招聘されます。K-1 WGPイタリアでお会いしましょう」とコメントした。
またシチリア大会のブルーノ・ボッティンダリプロモーターは、「K-1が戻ってきてくれたことで、伝統的なキックボクシング&ムエタイのGALAイベントが実現します。ここシチリア、特にロゾリーニの街に世界の光が当たることに喜びと興奮を感じています。西ヨーロッパのパートナーとして私たちを選んでくれた日本のK-1のみなさんと、この取り組みに賛同してくれたシチリア地方に感謝します」と語った。
参加選手の発表はこれからになるが、あのK-1 WORLD MAX世界王者の天才ジョルジオ・ペトロシアンを生んだイタリアの地だけに、強豪が出てくる可能性は高いといえよう。