昨年大晦日にRIZINフライ級(-57.0kg)王者になった堀口だが、ペティスとの再戦はバンタム級を選択(C)RIZIN FF
2024年4月19日(金)『Yogibo presents RIZIN.47』(6月9日・国立代々木第一体育館)の対戦カード第1弾が、公式SNSにて発表された。
同日18:00より、榊原信行RIZIN CEOが公式YouTubeチャンネルにて、発表されたRIZINバンタム級(61.0kg)5分3R、RIZINフライ級王者・堀口恭司(アメリカントップチーム)vs.元Bellatorバンタム級王者セルジオ・ペティス(ルーファスポーツ)の決定までの経緯を説明した。
まず「今日の早朝まで最終調整を進めていたカード編成の状況でして、会見の日程も調整がつかず、狙いでやったわけではなくこういう結果になった」と公式SNSでの発表になった理由を話す。
続いて「恭司本人は次の試合は超RIZIN(7月28日・さいたまスーパーアリーナ)だと思っていたと思うんですけれど、RIZINとして代々木に出て欲しいとお願いをしました。タイトルマッチを持ってくるのが順当だと思うんですけれど、堀口とベルトを懸けて戦う選手が磨けていない、求心力のあるチャレンジャーのいない中で、(ジョン・)ドッドソンとか(ラマザン・)テミロフとか順当にいけば扇久保(博正)との4回目なんですが現状だとまだ見たくないですよね。
【写真】2021年12月、Bellator世界バンタム級タイトルマッチで対戦した堀口とペティス(C)Bellator
それよりは恭司の過去負けている選手とのリベンジマッチ。日本のファンの前であの衝撃的なバックブローでKOされたペティスとの再戦がいいのではないかと。恭司は無理してフライ級に落とさせてペティスとやるくらいなら、負けたバンタム級でどうせならやった方がいいじゃないかと考えていたところなので、恭司が改めてバンタムに上げることになるけれどもそれで行こうと。今週に入ってからもひとつずつの可能性を積み上げてくるのに時間がかかって今日のトリッキーな発表になった次第です」と、堀口の相手にペティスを選出した理由とバンタム級での対戦になった理由を説明した。
マッチメイカーの柏木信吾氏も会見に同席し、「Bellatorに行って堀口選手がペティスに負けてしまったので、その逆バージョンをRIZINでやります。RIZINルール、リング、5分3R、そして日本でやる。前回とは環境が大きく異なる。今度は堀口選手がホームで戦うので、同じようにはならない要素が多い」と、見どころを語った。