2019年10月13日(日)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.106』の対戦カード第二弾が、8月28日(水)都内で行われた記者会見で発表された。
ライト級3分3R・延長1Rで、林将多(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)vs蓮實光(パラエストラ栃木)が決定。
林はK-1ライト級王者の林健太、スーパー・バンタム級戦線で活躍する林勇汰の実兄。三兄弟でのK-1参戦を目指し、今年5月に約5年半ぶりに復帰。明戸仁志と対戦したが、延長戦に及ぶ接戦の末に敗れた。戦績は9勝(4KO)7敗1分。
蓮實はMMAファイターとして2011年12月にプロデビュー。パンクラスを主戦場にし、2017年4月には超過激格闘技ラウェイにも参戦した。2018年6月からはKRUSHに参戦し、戦績は1勝(1KO)2敗。勝っても負けてもKOという激闘派だ。
林は「映像を見たらパンチャーやったので今回こそかみ合うと思う」と打ち合う気満々。
しかし蓮實は「前回1月以来、時間が空きましたがファイトスタイルを見直せるいい時間になりました。自分は今までパンチだけにこだわっていたので、今回は足も使ったり何なりやります。ファイトスタイルが変わったのでご期待ください」とファイトスタイルを変えるとコメント。
これに林が「引き出し増やさないでパンチだけで来てくださいよ!」と打ち合いを要求すると、蓮實は「じゃあ、打ち合いましょう。映像を見たらたまにスイッチしていたけれど、足を止めて打ち合うスタイルだったのでかみ合うと思います。かみ合って間違いなくKO決着だと思う。自分が勝って年内にもう1試合したいと思います」と、打ち合いを受諾した。
林は当初7月大会で東本央貴との試合が決まっていたが、「試合2週間前に弟とスパーリングをしていて、腰骨を蹴ってしまい足が折れてしまった」ため欠場。現在は完治していて「3週間前くらいから動いています」という。
また、林は「健太に言えと言われた」と前置きし、「蓮實選手が以前にTwitterで『林健太、俺とやろうよ』と言っていたんですが、こっちの林君になっちゃった」と言えば、蓮實は「どっちの林でも大丈夫です」と答え、林は「次こそKOで倒します」と意気込んだ。
プレリミナリーファイトでは光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)vs池田幸司(ReBORN経堂)のバンタム級3分3Rも決定。光佑は2018年11月の『KHAOS.7』で行われたWSRvsK-1ジム総本部のジム対抗戦5vs5マッチに出場した選手で、KRUSHはこれが初登場。池田は8月の『K-1カレッジ』55kg級で優勝した選手で、『格闘代理戦争』にはピーター・アーツ率いるピーターズの一員としても出演していた。今回がプロデビュー戦。
なお、今大会はあと本戦2試合の追加を予定している。
<決定対戦カード>
▼K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R林 将多(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)蓮實 光(パラエストラ栃木)
▼K-1 KRUSH FIGHTバンタム級 3分3R光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)池田幸司(ReBORN経堂)