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インタビュー

【K-1 KRUSH】ノットソンに挑む壽美「成長しろ!という試練、自分が変わるチャンス」

2019/08/28 15:08
2019年8月31日(土)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.104』のK-1 KRUSH FIGHT女子-52kg級契約3分3R・延長1Rで、ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/Allstars training center)と対戦する壽美(NEXT LEVEL渋谷)のインタビューが主催者を通じて届いた。  壽美は2016年8月にプロデビュー。『J-GIRLS』で活躍した後、2017年10月の『KHAOS』に参戦し、サウスポーから繰り出す左ストレートと左ミドルでテキサス・アユミをKO。KHAOSでの2戦目もRINAに勝利し、2018年10月のKRUSHではワン・ジンロンとの国際戦にも勝利。今年4月にはフランスへ遠征し、オランダ人選手を撃破した。戦績は6勝(2KO) 2敗。  対するノットソンは豊富なアマチュア経験を持ち、IFMA(国際アマチュアムエタイ連盟)世界女子フライ級王座を獲得。プロ戦績は28勝(9KO) 4敗。2018年11月3日のK-1に初来日し、KANAと対戦したが3Rにダウンを奪われて判定負け。しかし、試合後にダウン裁定はアクシデントによるものだと主張してKANAとの再戦をアピール。再戦は2019年3月に実現し、今度はノットソンが判定勝ちでリベンジに成功して一躍K-1女子部の頂点に君臨した。  壽美にとっては大きなチャレンジマッチとなるが、勝利すれば一気に可能性が広がるビッグチャンスとなる。 実はヨセフィン選手は自分がやりたい動きをやる選手だった ──最初にヨセフィン・ノットソン戦のオファーを受けた時は率直にどんな気持ちでしたか? 「『うわ!あの強い選手と試合か!』と思いましたけど迷いはなかったです。すぐにやりますとオファーを受けました」 ――ヨセフィンのK-1での試合は見ていましたか? 「はい。実はヨセフィン選手は自分がやりたい動きをやる選手だったんですよ。距離の取り方も上手くて長い距離でも戦える。打ち合いになってもパンチを速くまとめられるから、恩師のグレイシャア(亜紀=元J-GIRLSフライ級王者)さんと『ああいう戦い方ができたら良いよね』と話をしていて、勉強のためにヨセフィンの試合を見ていました」 ──ある意味、壽美選手の理想形がヨセフィンだったんですね。 「そうですね。だからヨセフィン選手に勝てば自分の理想を超えられると思って、これはもう絶対挑むべきだなと思いました」 ──試合までにどんな練習をして、自分を磨いていこうと思っていますか? 「今までの自分は95%ぐらい気持ちで戦うようなスタイルで、それで何とか勝つことが出来ました。でもこれからはそれだけじゃ勝てないことは分かっているので、気持ちの強さの部分をさらに伸ばして、気持ち=70%、技術や基礎的な部分=30%ぐらいにしていきたいです。だから最近は受け返しの基本的な練習にも時間を割いて、けっこう大事にしています」 ──今よりも上のレベルで勝っていくためには気持ちだけでは厳しい、と。 「そうですね。だから今回のヨセフィン戦は『成長しろ!』という試練だと思うので、自分が変わるチャンスだと思っています」 ──4月にフランス遠征も経験しましたが、そこではどんなものを得ましたか? 「やっぱりメンタルが強くなったと思います。対戦相手が3日前に変わったり、契約体重も変わったりして、今までのルーティン通りに計量後のリカバリーができなかったり…そういうなかで試合をしなければいけなかったのでメンタルは強くなりました。あとは海外の選手は力も気持ちも強くて、それを実感して本当に自分は『まだまだだな。もっと頑張らなきゃ』と思いました」 ──ここでヨセフィンに勝てば壽美選手にとって大きな飛躍につながると思います。 「ここで勝ったらどんどん強い相手とやりたいです。あとはKRUSHのベルトも欲しいですし、もしK-1で女子のトーナメントがあるのであれば絶対に出たいです。なのでヨセフィン選手に勝って、自分の可能性を拡げていきたいです」 ──ファンのみなさんにはどんな試合を見せたいですか? 「『壽美、変わったな』『壽美は強い』と思ってもらえるような試合をします」
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