木村ケルベロスとの再戦を目指すチャッピー吉沼がフランクちゃんと対戦
2024年5月19日(日)東京・後楽園ホール『RISE 178』の対戦カード発表記者会見が、4月5日(金)都内にて行われた。
伊藤隆RISE代表は「今回はキャラの強い選手を集めました。1~3月とはまた違うカードになります。キャラが強い選手を集めたRISEもあるんだと思って見てもらいたい。おもちゃ箱のような大会になると思っています。でも一番大切なのは強さなので、プラスアルファで頑張ってもらえればもっと人気の出る選手になっていくと思います」と、今大会のコンセプトを説明。
その象徴となるキャラの濃い4人による会見が行われた。「通常なら会見に呼ばない4人なんですが…」と紹介されたのは、スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで対戦する同級9位チャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB)vs.フランクちゃん(タイ/TRY HARD GYM)、ヘビー級3分3Rで対戦するMAX吉田(TEAM岡見)vs.チャン(MONSTAR GYM)の4選手。
吉沼は1年ぶりのRISE復帰となった2022年2月の『RISE 155』より、リングネームを突如チャッピー吉沼に変更。公式計量と会見には顔面白塗り&バンダナと革ジャンのロックスタイルで登場し、語尾に「ベイべー」と付けて周囲を困惑させた。試合は判定で麻火佑太郎に負けてしまったもののかなりのインパクトを残し、5月には第2代Bigbangライト級王者・稲石竜弥を判定3-0で破り格上越えを達成した。11月には『RISE EVOL.11』のメインで小川悠太に判定勝ち。2024年1月には舌戦で話題となった木村“ケルベロス”颯太戦で判定負け。戦績は11勝(3KO)8敗1分。
フランクちゃんは元ラジャダムナンスタジアム認定ボクシングのスーパーフェザー級&ライト級王者。現在はTRY HARD GYMでトレーナーを務めながら試合にも出場し、2023年12月のRISEに初参戦してミドル級(-70kg)4位の憂也に判定負け。戦績は88勝(21KO)29敗2分。
MAX吉田はキックボクシング、柔術、MMA、プロレスと様々な舞台に挑戦。第9代インターナショナルマーシャルアーツ王者の肩書きを持つ。2021年6月にシュートボクシングで坂本優起に初回TKO負け、2022年7月にRISEに初参戦してカリュ・ギブレインを相手に奮闘するも判定負け、2023年5月のミヤギン戦ではKO負けを喫している。戦績は3敗。最近ではBreakingDownのオーディションに2度参加し、スパーリングでKO勝ちも本戦出場ならず。
チャンはDBSヘビー級トーナメント優勝の肩書きを持ち、戦績は4勝(1KO)5敗。吉田と同じく2021年4月のシュートボクシングで坂本に判定で敗れている。2022年2月のRISEでは針谷耕に判定で敗れた。
なお、今大会にはねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム)の出場も予定されている。