驚異の回復力で元気になって行く姿をInstagramに投稿しているコールマン(C)markcolemanufc
一時は危篤状態にあると報じられていた初代UFC世界ヘビー級王者で、日本のPRIDEで活躍したマーク・コールマン(米国/59歳)が元気になった姿を自身のInstagramにて公開した。
コールマンは3月12日の朝、オハイオ州トレドで起きた自宅火災から両親を救い出し、安全な場所へ運んでから愛犬を救おうと炎に包まれた自宅に戻ったが、煙を吸い込んで一酸化炭素中毒等で倒れたという。地元の消防隊が駆けつけ、コールマンは病院へ空輸されたが意識不明。しかし、14日に昏睡状態から目覚めた。
(写真)意識を取り戻した際に家族が撮影した画像。ここから驚異の回復(C)markcolemanufc
18日ごろには退院し、19日にはジム=ハンマーハウスに元気な姿で現れた動画を投稿。その後も少しずつ運動を始めた様子を投稿し、29日には「目も良くなって(炎で焼き付きがあったとのこと)、肺炎も治ったと思う」と驚異の回復ぶりを伝えた。
4月2日にはサンドバッグ打ちの動画と共に「私の目と同じように、私の肺と喉は毎日良くなっています」とし、4月4日にはミット打ちでパンチのコンビネーションを繰り出す動画も公開した。
「今日はかなり調子がいい。肺はまだまだだけど、なんとかなるさ。努力は決して止まらない。前進し続けるだけだ。皆さん、良い一日を。そして、何があっても自分自身を向上させることを選択してください」と、より健康になっていくというメッセージを投稿した。
コールマンは4月13日(日本時間14日)米国ラスベガスのTモバイルアリーナにて開催される『UFC300』に招待されており、久しぶりにファンの前に姿を現すことも発表している。