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【Krush】初代ミドル級王座決定トーナメント、優勝候補の神保克哉「格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想」、25kg減量の谷川聖哉「中途半端な覚悟で落としていない」

2024/03/29 23:03
【Krush】初代ミドル級王座決定トーナメント、優勝候補の神保克哉「格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想」、25kg減量の谷川聖哉「中途半端な覚悟で落としていない」

(左から)神保、YOHAN、宮田プロデューサー、谷川、ブハリ

 2024年3月30日(土)東京・後楽園ホール『Krush.159』の前日計量が、29日(金)都内にて13:00より行われた。


 今大会から「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」が開幕。第8試合で対戦する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)は74.9kg、YOHAN(T.K.F)は75.15kgで再計量となったがリミットちょうどの75.0kgでパス。


 第7試合で対戦する谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は75.0kg、ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)は交通事情により到着が遅れたが74.9kgでパスした。


 会見に間に合ったブハリは「コンディションや減量は問題ないけれど強風の影響による交通トラブルで遅れてしまいました。過去最高の自分を作ってきたので、それを明日出すのが楽しみです」と意気込み。


 クルーザー級(-90kg)から階級を下げての出場となる谷川は「25kgの減量を終えて。一人では出来なかったですし、たくさんの人に支えていただいて減量しました。無理なんじゃないか、階級を変えて成功した人はいないと言われるけれど、ナチュラルに出来て。減量して強くなっているし、その先が見えてくると思うので勝ちます」と、順調に減量が出来たとした。


 YOHANは「家の体重計と100グラムくらい増しになって。僕も過去最強に作ってきたと思うので楽しみです」と、体重計に誤差があって若干のオーバーをしてしまったと説明。

 神保は「一発で計量をクリアした谷川選手と俺の決勝でいいんじゃないかと思うけれど、明日は勝負しに行くので絶対に勝ちに行きます」と必勝を誓った。

<質疑応答>

――どういう試合にしたいか?


ブハリ
「クルーザー級から落としてきて初めてミドル級で戦う全く新しい谷川選手と、僕もミドル級で倒す方なので、これがミドル級だって試合をして最後は倒したい」


谷川
「攻撃力は全く落ちていないので、パワーで圧倒して倒して勝ちたい」


YOHAN
「2年ぶりの試合ですけれど相手は凄い打ち合いたいと言ってるので、闘牛のように来る神保をいなしながらスパンと決めたい気持ちです」


神保
「試合順の意味も込めて、いつもいい位置に置いてもらえるんですけれど、もう一回見たいなと思わせる試合を見せたいですが、それが出来るかはYOHAN次第だと思っています」

――ベルトが目の前に置かれているが、タイトルへの想いは?


ブハリ
「初代王座のベルトを獲るのも楽しみですが、この4選手の中で一番になりたいという個人の戦い、自分が一番だということを見せたいのが一番大きいです」


谷川
「勝ったヤツが王者ですが、これを獲る資格があるヤツが獲ると思っています。まずは今回の試合にしっかり集中して、リカバリーに全力を注ぎたい」


YOHAN
「僕は目の前の相手しか頭にありません」


神保
「今までベルトを巻くチャンスがあって何回も失敗しているので、格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想なので絶対に獲りたいです」

――谷川選手、ここまで落とすのは厳しかった?

「めっちゃ厳しかったと言いたいんですが、別にそんなに。僕はめっちゃ食べるんですよ。空手の時は身体をデカくする考えだったんですが、今はちょっと調べれば栄養学も出て来るし、減量方法を教わって無理なく落として、しんどいとは思うけれど、苦はなく落とせました」

――そのスーツはやせてから作った?

「間に合わなくてベルトが合わなくて。胸回りとか肩回りは変わっていなくてウエストだけが落ちていったという感じです」


――このベルトを巻くのはどんな選手がふさわしいと思う?

ブハリ
「Krushのベルトは日本王者みたいな、団体はいっぱいあるけれど、日本一だと思うので、そこから日本代表として世界と戦っていく選手が巻くべきだと思っています」

谷川
「プロの興行なので勝つのは当たり前で、華があって実力があってお客さんを呼べて、三拍子揃っている選手が王者になります。6月23日(決勝の王座決定戦)は超満員にさせるのが王者になる資格のある人間だと思っています。この試合を見てもらって、また見たいと思わせるのが第一だと思っています」

YOHAN
「強い選手が巻くベルトだと思っています」

神保
「俺の中でKrushはアンダーグラウンドのイメージなので、アンダーグラウンドな選手が巻いたら面白いんじゃないかと思います」


――神保選手、いろいろな色の特攻服があるが選ぶ基準は?

「これが一番気に入ってます」

――それは気合いの現れ?

「それで間違いないです」

――最後にファンへメッセージを。

ブハリ
「実力は一番仕上がっているし、減量はいい意味で過去一厳しかったし、リカバリーも上手くいくと思う。明日はデカい自分を見せられると思う。谷川選手相手に自分の実力を見せられるのがとにかく楽しみ。激しくやるので期待してください」

谷川
「階級を変えて一発目ですが、中途半端な覚悟で落としていない。命をかけてやってるとは誰でも言えますが、僕は本当に覚悟を決めて命を懸けて階級を変えて、減量してきた成果を発揮するのでぜひ楽しんでもらいたい。感想をSNSで発信してもらって一緒に盛り上げて行ければと思います」

YOHAN
「明日はリングで見せます」

神保
「この中でみんなより倍くらい戦績があるベテランなので、その意地を見せつつ気合いも見せたいと思います」

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