2024年3月30日(土)東京・四谷スタジオ『BreakingDown11.5』のメインイベントにて、2月18日(日)東京・プリズムホールで開催された『BreakingDown 11』で無効試合となったファン・ホセ・ランダエタvs.虎之介の因縁の再戦が行われる。
前回の対戦では途中、ランダエタが左目上と鼻から流血してドクターチェックが入り、ランダエタはバッティングだとアピール、虎之介は「パンチや」と反論。長いドクターチェックの後、ランダエタの出血が止まらないため試合続行不可能として終了。VTR判定が行われ、レフェリー判断で鼻からの出血はバッティングとされ、無効試合となっていた。
そのため今回は無制限ラウンドマッチ(決着がつくまで1分の延長戦を続けていく)で行われる。
【写真】石井一成(左)らプロムエタイ選手たちとプロ練で腕を磨いた虎之介(C)エクシンディコンジム・ジャパン 再戦に備えて、虎之介はWBCムエタイ世界スーパーフライ級王者・石井一成らが所属するムエタイジムのエクシンディコンジム(ウォーワンチャイプロモーション)で特訓を重ねていたようで、3月19日のエクシンディコンジムのSNSにはプロ練に参加していた虎之介の姿が。「虎にはスカッと勝ってもらいたい。全力サポート」と、虎之介への応援メッセージも投稿された。
【写真】試合前に「パンチオンリー」と宣言しながらも、いきなり蹴った虎之介 これに虎之介は「ウォーワンチャイで練習させていただいていますが,僕は一切蹴る気ありませんよ」と、ムエタイジムで学びながらも蹴りを使う気はないとする。しかし、前回の対戦でも「パンチオンリー」と宣言していたはずの虎之介が、いきなり右ミドルを蹴る波乱のスタートとなっており、今回のこの発言も“振り”かもしれない。
また、虎之介は「今回のテーマ 破壊」と投稿しており、元WBA世界ミニマム級暫定王者ランダエタとの決着戦に自信を見せている。