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【シュートボクシング】武田幸三からの刺客NJKFの二冠王・山浦俊一が参戦、手塚翔太とOFGマッチで対抗戦

2024/03/25 20:03
 2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 act.2』の追加対戦カードが発表された。  2月のCOMBATE GLOBAL(コンバッテ・グローバル)とのオープンフィンガーグローブ(以下OFG)マッチでの対抗戦、前回発表されたMMA団体「GRACHAN(グラチャン)」との対抗戦に続いて、今回は老舗キックボクシング団体「ニュージャパンキックボクシング連盟〈NJKF)」からの刺客が参戦。  OFGマッチでSB日本スーパーフェザー級1位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)vs.元NJKFスーパーフェザー級王者・山浦俊一(新興ムエタイジム)の一戦が決定した。  手塚はSBフェザー級&スーパーフェザー級の二階級でタイトルマッチを経験している実力者。昨年12月にはSB中国大会で勝利し、香港Energy Fightインターナショナル・スーパーフェザー級王座を獲得するなど現在5連勝と好調を維持する。  対する山浦はNJKFを主戦場にし、NJKFスーパーフェザー級とWBCムエタイ日本スーパーフェザー級のタイトルを獲得している二冠王。  今回のマッチメイクに関してSB・緒形健一代表は「私が現役時代に対戦した武田幸三さんがNJKFの一員として興行のプロデュースをはじめ、様々な活動をスタートしていて、何らかの形でお互いの団体を盛り上げられないかなと思っていました。今回の試合をきっかけに今後もNJKFで交流を続け、切磋琢磨していきたいと思います」とコメント。  NJKF・武田幸三プロデューサーは「今回の殴り込みに真っ先に手を挙げてくれた山浦。SBのリングに上がらせていただくので、当たり前かもしれませんが、ルールも体重もSBの手塚選手側の要求通り、全て受け入れます。全て受け入れた状態で潰しに行きます。山浦の覚悟をお見せします。なめてもらっては困ります。こちらは命懸けていきます。これを機にSBさんと本格的な戦いの幕開けになるのか。これからいろいろと仕掛けさせてください。選手時代にはアンディ・サワー選手、緒形代表とも戦わせていただきました。シュートボクサーのハートの強さは分かっております。こちらも覚悟を決めて乗り込ませていただきます」と意気込んでいる。  手塚は「今回、2本ベルトを持っている選手が相手ですが、しっかりシュートボクシングの強さを見せ付けて圧倒したいと思います。シューボクサーとしてハートの強さの強さを見せ、SBでいろんなピックアップされている選手の中で、自分がしっかり注目を浴びるようなインパクトを残します」と気合い十分。  一方、「SBには強い選手がいっぱいいるので、いつか試合はしたいな、と思っていました」と以前からSBのリングに興味を抱いていたという山浦は「NJKFから殴り込みに来ました。SBさんの方に殴り込みをかける以上、SBさんのルールに則った上でオープンフィンガーグローブでボコボコにしようと思っているので、試合当日、期待していてください」と挑発。  初のSBルールに対しては「対策は考えていません。僕のスタイルを貫くだけなので、SBのルールとか言い訳は一切なく、自分のできることをやって相手を倒すだけ。今はいろんな団体が日本にありますけど、NJKFのファイターが一番強いとところを見せつける試合にしたい」と自信を見せる。  「自分は特にムエタイが大好きで、ムエタイを極めてきていると思っているので、首相撲にも自信があり、ここで僕が乗り込んできて投げちゃったりしてシュートポイント取ったら面白いのかなと思っているので、自分がやりたいように試合をするだけです。武田会長に恥をかかせないような試合をするだけ。メインに負けないくらいバチバチな試合をして、NJKFが強いぞ、というNJKFをアピールしていきたい」(山浦)  さらに山浦は「もちろんここでぶっ倒して『チャンピオンとやらせろ!』とリング上で言おうと思っているので、そう言えるような派手な倒し方をします」と笠原友希が持つ王座への挑戦も視野に入れているともいう。  それぞれ相手の印象を聞かれると、手塚は「特にないですね。普通の選手でタフかな、というぐらい」というと、山浦も「特にないです。あまり興味がないのでボコボコにするだけです」と挑発を繰り返す。  それを受けて手塚は「絶対無理だと思います。今年2月で試合をしてKO勝ちして言ったんですけど、今の俺は本当にヤバいんで無理だと思います。僕がフルボッコにします」と倍返しを予告。そして「SBの自分のファイトスタイルや観客の方を完全に虜にするような試合をします」と他団体侵略者への撃退に自信を見せた。
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