(C)ONE Championship
ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が8月25日、自身のSNSで「BREAKING NEWS(速報)」と題し、10月13日(日)東京・両国国技館で行われる「ONE:Century 世紀」の追加カードと、朝夕の試合振り分けについて発表した。
初開催となった3月の両国大会でメインを務めた青木真也や、その他の日本人トップ選手の参戦も明らかにしている。
第2部(夜・17時開始予定)に出場の青木は5月の前戦でクリスチャン・リーにTKO負け以来の再起戦。ライト級王座陥落後の初戦の相手はホノリオ・バナリオ(14勝9敗)となった。
2012年からONEに参戦しているバナリオは、ONE初期は連敗に苦しんだものの、2016年からONE5連勝。2018年9月にアミール・カーンにRNCで一本負けし連勝が途切れたが、2018年11月にラフール・ラジュに判定勝利。しかし、2019年は1月にローウェン・タイナネスに1R TKO負け。8月にパク・デソンに判定負けと2連敗中だ。
青木は自身のSNSで「今回の外国人メインの日本市場向けとは言えないカードの中でオレはジャパニーズMMAがやりたい。自分にしかできない、自分の仕事はそこだと思っています。コクのあるMMAを見せるのが青木真也の仕事なのだろうと思っています」と意気込みを記している。
第1部(朝・8時30分開始予定)に出場の岡見勇信は、アギラン・タニと対戦する。2019年5月大会からONEに参戦した元UFCの岡見は初戦でキャムラン・アバソフに2R TKO負け、8月大会でジェームス・ナカシマに判定負けでONE2連敗中。2カ月強のインターバルでの日本大会出場となる。対するタニは6月に上海大会で秋山成勲とのタフファイトを判定で競り勝ち、MMA戦績を9勝3敗としている。
タニを1R リアネイキドチョークで下しているアバソフ、そして12勝無敗のナカシマと、ここまで強豪と連戦している岡見にとって、またも厳しい相手が用意されたが、ONEウェルター級(※83.9kg)戦線で生き残ることができるか。
また、同大会では第1部に若松佑弥、平田樹、仙三が出場、第2部でV.V Meiの出場も発表された。チャトリ代表は投稿の最後に「ビッグサプライズはまだ残っている」と、近日中に更なる重大発表があることもほのめかしている。
気になるダブルヘッダー大会のチケット販売情報は、公式サイトによると「近日発表の予定」だが、本誌の取材では、「8月25日までに購入されたチケットは、その1枚のチケットで第1部と第2部の両大会の観戦が可能となる」ことが確認されている。なお、同大会の模様はONE Championship公式アプリで生中継(無料)の予定だ。
【第1部】
▼第11試合 メインイベント ONE世界女子アトム級(※52.2kg)選手権試合 5分5R
アンジェラ・リー(王者/米国)
シャオ・ジンナン(挑戦者/中国)
▼第10試合 ONEフライ級(※61.2kg)ワールドGP決勝 5分3R
デメトリアス・ジョンソン(米国)
ダニー・キンガッド(フィリピン)
▼第9試合 ONEライト級(※77.1kg)ワールドGP決勝 5分3R
エディ・アルバレス(米国)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
▼第8試合 ムエタイ 女子アトム級 3分3R
ジャネット・トッド(米国)
エカテリーナ・ヴァンダリーバ[Ekaterina Vandaryeva](ベラルーシ)
【プレリミナリー】
▼第7試合 ONEフライ級(※61.2kg)5分3R
若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO M.M.A)
キム・デファン(韓国)
▼第6試合 ムエタイ ストロー級 3分3R
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
ダレン・ローラン[Darren Roland](フランス)
▼第5試合 ONEウェルター級(※83.9kg)5分3R
岡見勇信(日本/EXFIGHT)
アギラン・タニ(マレーシア)
▼第4試合 ONE女子アトム級(※52.2kg)5分3R
平田 樹(日本/K-Clann)
イシゲ・リカ [石毛里佳](タイ)
▼第3試合 ONEストロー級(※61.2kg)5分3R
仙三(日本/パラエストラ千葉ネットワーク)
リト・アディワン(フィリピン)
▼第2試合 ONEフェザー級(※70.3kg)5分3R
プー・トー(ミャンマー)
ユン・チャンミン(韓国)
▼第1試合 ONEキャッチウェイト 68kg契約 5分3R
スノト(インドネシア)
クォン・ウォンイル(韓国)
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【第2部】
▼第11試合 メインイベント ONE世界ライトヘビー級(※93kg)選手権試合 5分5R
アウンラ・ンサン(王者/ミャンマー)
ブランドン・ヴェラ(挑戦者/米国)
▼第10試合 ONE世界バンタム級(※65.8kg)選手権試合 5分5R
ビビアーノ・フェルナンデス(王者/ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(王者/フィリピン)
▼第9試合 フライ級ムエタイ世界タイトルマッチ 3分5R
ロッタン ・ジットムアンノン(王者/タイ)
ウォルター・ゴンサルベス[Walter Goncalves](挑戦者/ブラジル)
▼第8試合 フェザー級キックボクシングワールドGP決勝 3分3R
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
サミー・サナ(フランス)
▼第7試合 ONEライト級(※77.1kg) 5分3R
青木真也(日本/Evolve MMA)
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
▼第6試合 ONEヘビー級(※120kg) 5分3R
マウロ・チェリリ(イタリア)
アルジャン・ブラー(カナダ)
▼第5試合 女子アトム級(※52.2kg)5分3R
V.V Mei [山口 芽衣](日本/RIKI GYM、和術慧舟會GODS、Hybrid Fighter、Team Teppen)
ジェニー・ファン[Jenny Huang](台湾)
【プレリミナリー】
【修斗vsパンクラス 王者対決マッチ】
▼第4試合 ONEストロー級(※61.2kg)5分3R
猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
▼第3試合 ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R
佐藤将光(FIGHT BASE)
ハファエル・シウバ(ブラジル)
▼第2試合 ONEウェルター級(※83.9kg)5分3R
エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)
手塚裕之(日本/ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)
▼第1試合 ONEライト級(※77.1kg)5分3R
松本光史(フリー)
久米鷹介(ALIVE)