牛久の印象を「“パァっ”とやっていた」と語る太田(C)
2024年3月12日(火)13時から、都内某所にてRIZINが会見。『RIZIN.46』(4月29日・有明アリーナ)の追加対戦カードを発表した。
既に鈴木千裕vs.金原正徳のRIZINフェザー級タイトルマッチが決定している2024年「ナンバーシリーズ」の開幕戦で6カードが追加。
アメリカントップチーム入りし、フェザー級からバンタム級に落として戦う牛久絢太郎(ATT/K-Clann)と、リオ五輪グレコローマンレスリング59kg級銀メダリストで、MMA5勝3敗の太田忍(パラエストラ柏)が対戦する。
▼RIZINバンタム級 5分3R
牛久絢太郎(ATT/K-Clann)
太田 忍(パラエストラ柏)
牛久は、斎藤裕に2勝するなどRIZIN3連勝から、クレベル・コイケ、朝倉未来を相手の連敗。米国フロリダのATT修行を経て、2023年9月に萩原京平を判定で下している。
会見で牛久は、コメント代読で「発表でありました通り、4月29日にバンタム級に挑戦します。新しい階級で皆さんの前で戦えることを凄く楽しみにしています。当日は“パパァっ”とインパクトを残せるように、残りの期間しっかりと仕上げたいと思います。皆さん応援宜しくお願いいたします」とコメント。
対する太田は、倉本一真、瀧澤謙太相手に連勝後、2023年10月に佐藤将光にスプリット判定負け。しかし、大晦日に芦澤竜誠に1R KO勝ちしている。
牛久の印象を「牛久選手、この前の試合で試合中に(両手を開いて)“パァっ”とやっていた印象です。僕が上回っているところは試合中にふざけないで真剣に勝ちに行くところです」と、牛久のコメントを引用して、真面目な表情。
試合展開を「牛久選手はトータルファイターなのでいろいろなことができる。スタンドでも寝てもテイクダウンした後も戦える選手だと思っているので。下からの極めもあるし。その中で僕がどういう風に勝つかって言ったら、自分が一方的に、自分の得意なところだけを押し付けたい。自分の強いところだけで戦えればいいんじゃないかなって。向こうがどこが強いか避ける・対策するとか……対策はしますけれど、そこで戦わないというよりかは、自分の強いところで戦う。そこを曲げたらいけないと思うので」と、相手に合わせるのではなく、自身のスタイルを“押し付ける”とした。
そのスタイルについては、「牛久選手はフェザー級の元王者と言うことで、いまATTで練習していて、凄く気合いが入っていて強い選手だと思いますが、僕の戦績は5勝4KOなので“ストライカー”らしくこの試合もKOしたいと思います」とグラップリングストライカーとしてKOすると予告した。