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【KNOCK OUT】古木誠也の相手はK-1グループの内田昌、バズーカ巧樹vs.柴田真吾のONE帰り対決、Kiho vs.KAIが決定。延期となった龍聖vs.川上叶も

2024/03/06 22:03
【KNOCK OUT】古木誠也の相手はK-1グループの内田昌、バズーカ巧樹vs.柴田真吾のONE帰り対決、Kiho vs.KAIが決定。延期となった龍聖vs.川上叶も

K-1グループからの刺客を迎え撃つ古木

 2024年4月27日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT vol.2』の追加対戦カードが発表された。


 未定となっていたKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)の対戦相手は、K-1グループから参戦する内田昌(チーム・タイガーホーク)に決定。

 古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年9月は前田翔太に初回TKO勝ち、11月大会では5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り、12月の王座決定戦では工藤“red”玲央を初回KOして王座に就いた。2023年3月の王者第一戦で武蔵に初回KO負けを喫したが、練習環境を変えて8月の再起戦に臨み小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功した。9月には波に乗っていた森岡悠樹も初回KOに破ったが、12月に壱・センチャイジムに敗れ戦績を7勝(6KO)3敗とした。

 内田は2014年12月からKrushに参戦。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で優勝候補の一角と目されていた小倉尚也を判定で破る番狂わせを起こしたが、準決勝で敗れた。2022年2月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場、1回戦で佐々木洵樹に敗れるも延長戦までもつれ込む接戦を演じた。7月に永坂吏羅にKOで敗れて3連敗となったが、2023年2月の倉田永輝戦で勝利。8月にはKNOCK OUTに乗り込んでの対抗戦で森岡悠樹にKO負けを喫し、12月のKrushでも岩尾力に敗れ連敗となったが、連続KOしていた岩尾を相手に判定まで粘った。戦績は4勝(2KO)9敗1分。


 スーパーファイトのKNOCK OUT-REDスーパーライト級3分3R延長1Rでは、KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者バズーカ巧樹(菅原道場)vs.柴田真吾(=真吾YAMATO/大和ジム)が決定。

 バズーカは2020年2月のKNOCK OUT無法島GPの決勝戦で西岡蓮太に判定負けを喫するも大きなインパクトを残して“覚醒”。8月大会では丹羽圭介に判定勝ちしてKNOCK OUT-BLACKライト級王座を奪取。2021年10月にはWMAF世界スーパーライト級王座決定戦で勝利し、二冠王となった。2022年からは精彩を欠いたが、2023年6月の『鉄拳』で豪快KO勝ちを飾り復活。9月には良太郎との王座決定戦を延長戦の末に制して二階級制覇を達成した。12月にはマルコス・リオスを迎え撃ったがTKO負け。3月8日の『ONE Friday Fights 54』に出場が決まっている。戦績は29勝(11KO)11敗3分。

 柴田は2015年2月デビュー。183cmの長身を利した攻撃を得意とし、2021年11月にNJKF暫定王座に就いた。2022年7月には新日本キックに乗り込み、重森陽太を左ヒジでダウンさせ、出血でドクターストップに追い込んで番狂わせの勝利を奪っている。2023年2月から『ONE Friday Fights』に参戦し、初戦は判定で敗れたが3月の2度目の参戦では日本人初の「ONE Friday Fights」立ち技勝利を収めた。9月の3度目の出場ではKO負けを喫し、2024年2月のNJKFではジャムワンスックに判定負けを喫した。

 両選手とも『ONE Friday Fights』帰りのファイターとなり、世界のリングを経験した者同士の戦いとなった。


 未定となっていたKiho(KNOCK OUT GYM調布)の対戦相手は、KAI(フリー)に決定。

 Kihoはアマチュアで20戦以上を経験。2020年12月の『KROSS×OVER』でプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月からKrushに参戦したが5敗4分で白星をあげることが出来なかった。前回の試合は2023年8月の末松晄戦で引き分けとなっている。今回からジムを移籍、心機一転してKNOCK OUTのリングで再出発する。戦績は3勝(1KO)6敗4分。

 KAIは空手をベースとするMMAファイターで2014年からDEEP JEWELSに参戦。MM戦績は5勝6敗。2021年8月にK-1グループの『Krush』に初参戦するとC-ZUKAに延長R判定2-1で惜敗、11月にはYuka☆に判定負け、2022年6月にはケイト・ウィラサクレックに判定負け、2023年4月にチャン・リーに判定負けと4連敗中。キックボクシング戦績は1勝5敗となっている。

 どちらが連敗を脱出し、嬉しい1勝をあげるか。


 また既報通り、龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)のインフルエンザ感染で2月大会から延期となった、スーパーファイトのKNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1R、龍聖vs.シュートボクシング日本フェザー級2位・川上叶(龍生塾)の一戦が今大会で行われる。

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