2024年3月20日(水)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX』の記者会見が、5日(火)都内にて行われた。
【写真】ファンを驚かす自信あり気だったカルロスP
会見の最後に宮田充Krushプロデューサーは「今プレリミナリーを含めて25試合くらいですが、8日に最後の1カードを出します。ちょっとビックリするカード。今まで発表しているのとは趣が違うカードです。とどめの一撃としてファンの方には楽しみにして欲しい」と予告。
カルロス菊田K-1プロデューサーも「K-1が広がるカードです。ちょっとビックリするでしょうね。K-1が世界に広がる感じが出ていく発表になります」とサプライズな対戦カードになると話した。
また、この日も追加カードとして-64kg契約3分3R延長1Rで大沢文也(ザウルスプロモーション)vs.友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)を発表。
大沢は小学生の時から始めたボクシングで優れたテクニックを持つベテラン選手。2018年9月にはKrushライト級王座に挑戦してタイトル奪取ならずも、同年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」では準優勝を果たした。2022年4月に瓦田脩二を破り、第7代王座に就くと8月のK-1ではデンサヤームに判定勝ち。2023年6月の初防衛戦では1月に無効試合となった里見柚己との再戦に敗れ王座を失ったが、7月のK-1で東本央貴からダウンを奪って勝利。12月の大谷翔司戦は延長戦の末に敗れた。戦績は30勝(3KO)21敗3分1無効試合。
友尊はキックボクシングで2011年7月にNJKFスーパーフェザー級王者になった後、プロボクシングに転向。7勝(4KO)6敗1分の戦績を残し、2017年8月のKrushでキックボクシング界に復帰した。Krushには2017年8月から参戦し、2019年5月には第6代Krushスーパー・フェザー級王者の郷州征宜を判定で破っている。2022年1月の「Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で敗れ、前戦は2023年11月に目黒翔大に判定負け。戦績は17勝(10KO)9敗。