安本「テクニックがすごくあるのでいい攻防になると思う」
――2024年初戦が決定しましたが、去年1年を振り返ってみていかがでしたか?
「去年はK-1の舞台で対抗戦に出たり、いいところで負けたりと複雑な1年でした」
――アップダウンが激しい1年だった?
「そうですね」
――とはいえ最後の澤谷戦で勝利してから新年を迎える形になりましたけど、逆に2024年はどんな1年にしたいですか?
「2024年は負けなしでチャンピオンになりたいです」
――安本選手はファンの皆さんからしたらプライベートがすごい謎な印象があると思うんですよ。練習してる姿とかは見かけるんですけど、普段ってどんな生活されてるんですか?
「普通な感じですよ(笑)」
――プロ格闘家って朝起きて走って2部練、3部練してたりしますけど、橋本道場での練習は夜ですよね。他にトレーニングもしてるんですか?
「起きてから走って、もう1回ちょっと寝て練習行くみたいな」
――ほぼそんな感じの生活ですか?
「そうですね」
――野球ゲームをやってたイメージがすごくあるんですけどまだハマってるんですか?
「そうですね、毎日やってます」
――課金をして?
「いや、最近は課金してないです。一時期は結構課金しちゃってましたけど(笑)」
――ちなみにいくらぐらい使ってました?
「わからないですね(笑)。言ったら怒られちゃう(笑)」
――試合の方に話を戻しますけど一昨年は川上選手とやって去年は魁斗選手とやって敗戦して「シュートボクサーに弱い」というイメージがついてしまってますけど、その2戦に負けてしまった要因とか敗因は何だと思いますか?
「自分が弱かったのはもちろん、川上選手の時はうまくやられちゃったなっていう感じと、魁斗選手の時は自分が油断してしまったというところですね」
――その敗戦を経て学んだ部分は大きかったですか?
「負けた以外は自分にとってプラスなことしかなかったかなって」
――その経験からさらに今強くなってる自信はありますか?
「はい、あります」
――3月には同階級のチャンピオン門口選手が敵地に乗り込んでK-1王者軍司選手と対戦しますが、この一戦はどのように見てますか?
「発表された時は悔しいというのはまず思いました。ですけど、門口選手に勝ってもらって僕が門口選手と戦って倒せたらいいなって思います」
――安本選手から見て門口選手の強さってどこにあると思いますか?
「ファイトスタイルに気持ちの強さが出てるなっていう感じです。何が強いとかじゃなくて何て言うんだろう、負けたくないというかその気持ちの強さが現れてる印象です」
――そういう部分というのは安本選手としても見習う部分や感じるものはありますか?
「対戦相手からしたらそこが一番嫌なのかなって思います」
――今回2月の大会テーマとしては若手の躍進や今後のRISEの未来を背負っていく選手たちという部分をテーマにしてる大会になります。安本選手もキャリアが35戦と長いですけどまだ23歳でRISEの未来を背負っていく一人だと思いますが、今後RISEの中でどんな存在になっていきたいですか?
「RISEの顔として『RISE=安本晴翔』って思って貰えるようになりたいです」
――そのために今回越えないといけない壁が元王者の梅井選手ですが、梅井選手の印象を教えてもらえますか?
「梅井選手の印象は『上手い』ですかね。戦い方が上手いかな」
――安本選手のファイトスタイルと梅井選手のファイトスタイルで試合をしたとしたら噛み合うと思いますか?
「噛み合うと思います」
――どんな試合になるイメージをしてますか?
「梅井選手はテクニックがすごくあるので、いい攻防になると思います」
――ちなみに橋本師範から対策は授かってるんですか?
「一応」
――戦術的な部分っていうのは橋本師範からいろいろアドバイスされる感じですか?それとも安本選手も一緒に考えるんですか?
「僕も考えますし、師範がどうすればいいみたいなのを話しながら試合のプランを考えていくような感じです」
――梅井選手の攻撃で警戒している部分ってありますか?
「繋ぎの技がすごいいっぱいあるかなって感じなんで、その繋ぎの技をどう潰していくかです」
――現時点で安本選手が梅井選手より上回ってる部分ってどこだと思いますか?
「全部ですかね(笑)。まぁパワーとか」
――ちなみに3月にはRISE、K-1のビッグマッチでそれぞれ対抗戦が行われ、同門の花岡竜選手が今回は出場されますが、対抗戦経験者としてアドバイスはしてますか?
「僕より竜の方がそういうのはわかってるのかなっていうのはありますけどね」
――最後に試合に向けての意気込みをお願いします。
「2月23日は梅井選手とやらせていただくんですけど、多分すごい良い試合になると思うので是非応援してくれたら嬉しいです。応援よろしくお願いします」